つとめて、子どもとの時間は大事にしています。
日々の暮らし。ご飯を食べたり、遊んだり、絵本を読んだり、家事をしたり。
そんな時間を過ごしていて思うのが、育児は育自だなということ。
子どもの成長に付き添いながら、自分も成長できていることに気づきます。
育児の時間。大変なことも多いけれど、ちゃんと向き合っていれば実りも多いです。
工作でつくった、車(船?)
苦手な工作だって、やるさ。
先日、幼稚園を卒園した長女6歳は、クリエイターか発明家かというほど、工作をするのが好きです。
家で過ごす時間の半分以上は、何かを作っています。
折り紙、画用紙、空き箱、ダンボール、トイレットペーパーの芯、などなど。
工作に使えそうなものを見つけては、作業に勤しんでいます。
ハサミ、のり、ガムテープにセロテープ。クレヨンに色ペンと、いろいろな道具を駆使して、作っています。
そうなると、おのずと私もやることになります。
「工作やろうよー」
「作ろー」
と声がかかります。
正直いって、工作とか技術的なことは苦手です。小さい頃からあまり得意ではなかったです。イメージがわかないというか、うまく出来ないというか。苦手意識があります。
でも、子どもがやるというなら、やりますよ。父さんですから。
先週末も、ふたりで一生懸命やってました。
まさに、自分史上最高傑作のシステム
苦手でも、苦手と悟られずにやるのが、お父さんの仕事だと思っています。
基本的に、お父さんは何でもできると思っているので、出来ないことはないという設定が欠かせません。
それを見て、何でも出来るんだと思って欲しいからです。
出来ないことや苦手なことがあって当たり前と思うと、出来ることも出来なくなってしまいます。
先日の車のような、船のような大きな工作をしたときに、ある問題が起きました。
船の舵のようなハンドルを作ったは良いのですが、それをどう取り付けるか悩みました。
おそらく、ひとりでやっていたのなら、諦めていたはず。しかし、やりましたよ。
ハンドルを付ける方と、ハンドルの真ん中に同じくらいの穴を開けて、そこにダンボールで小さな筒を作って、押し込みました。
そうすると、ハンドルは船の舵のように回りました。
まさに、自分史上最高のシステム。最高の出来でした。
そう思うと同時に感じたのが、育児は育自。
子どもとの時間を一緒に過ごすと、やれないことも出来たりします。
苦手な食べ物も食べますよ
苦手なことを出来るふりしてやろうとすると同時に、食べれないものも食べれるふりをしています。
それをするには、食べるしかありません。
たとえば、6歳の長女は梅干が好きです。私は、子どもの頃から嫌いでした。
ただ、子どもがはじめて食べる機会があるとき、親が怪しがって食べていたら、絶対に食べません。食わず嫌いになってしまいます。
そうならないために、いかにも好きなように食べる。
「おお、うまいな」
「すっぱいけど、おいしいよ」
ちゃんと、リアクションをします。
そうすることで、子どもも手を付けてくれます。そういうもんです。
子どもは親の姿を見ている。出来ない、食べれないとは思わせません。
育児は育自。まとめ
出来ないことは、なるべく頑張ってやってみて、出来るように見せる。たまに、出来ないことも出来たりします。
本当は嫌いで食べれないものも、食べます。ただの食わず嫌いだったら、果敢にチャンレジしますよ。案外、うまかったりもします。
そうして、ちゃんと向き合っていると、子どももそれを見ていてくれます。
そして、ちゃんと向き合って遊んだり、食べたりしていると、その方が大人は楽しいですから。
適当に遊んだりするから、つまらない。
日々の家事、暮らしもあるわけですが、向き合えるなら向き合う。それが大事です。
スマホでどうでもいい情報を見ているんだとしたら、そんなの放っておきましょう。そんなのいつだって出来ます。
編集後記(きのうの野田)
おそらく、ほとんどたいていのものは食べられるようになっています。
食べれないものは・・・。たぶんなし。
それくらい、子育ての影響強し。
きのうは、こもって一日事務作業を。