やらないよりやったほうが良いと考えられている読書。
本というのは、読む人は読むし、読まない人は読まないものです。ただ、読む側からすると、読んだ方がいいのになぁと、思っていたりする。(薦めないけれど)
ただ、読みたいけど読めない理由が「時間」なら、まぁなんとかなると思います。
読書は凄い、薦めないけど薦めます
週に2冊か3冊程度、読書をしています。
本を読んでいると、いろいろなことを知ることが出来ますし、新しい発見や考えにも触れて、先日も書いたように、アイデアの発想にも繋がったりします。
また、本は筆者が持っている、ある知見を凝縮したものであり、筆者が苦労して得たこと、試行錯誤を経て編み出した方法論などについて、超効率に学ぶことが出来るというものです。
しかも、1000円から2000円といった金額で。
自分で編み出したり、考え付くまでには数年、あるいは10年20年かかるようなテクニックを、それだけの金額と、読む時間だけで知ることが出来るのは、これ以上ないんじゃないかというものです。
それなら、すべて全員が多くの本を読んで、いろいろ習得していったら凄いことになるんじゃないか?
しかし現実的には、本は読む人は読むし、読まない人は読まない。読む人は結構読み、読まない人は全く読まないという両極端な図になっている。
本を読む側からすると、本は読んだ方が良いと思う。
本の話をする機会があるとき、本を読まない人からよく聞く話のひとつとしてあるのが、
「いやぁ、本は読んだ方が良いとは思うのですが、読む時間がなくて・・・」
というもの。
いや、時間がなくても大丈夫。読めます。
時間がなくても、本は読める
「時間がなくて・・・」というのが理由で本が読めないのであれば、相当にもったいないことです。是非、読んでほしい。
時間がなくても本は読めるという話をこの項でする前に、読書の仕方について触れておきたい。
読書をするというイメージとして、こういったものがある。
「お洒落なカフェで、ラテを飲みながら、外の景色を眺めつつ、落ち着いた静かな空間で、本を開く・・・。」
実は、読書にはこうした側面があり、ある程度まとまった時間で、ゆっくり集中して読むという方法が広まっているところがある。これはカフェでなくても自宅でも同じこと。
実際、毎回1時間と定めて読書の時間と空間を求めようとすると、本を読む時間はないことになってしまう。
平日の一日は仕事、休日は家族サービスやらなんやらとあると、まとまった時間を作るのは難しく、本はいつまでたっても読めない。
まずは、本を習慣的に読むというのは、こういう読書じゃないと思うことからスタート。
時間がなくても、読む方法は簡単。いつでもどこでも、読めると思ったら読む方法です。
どこでも読むメソッドで、本を読む
トップ画と同じ写真。
これは、昨日私が髪を切りに行くときに、駐車場で撮ったもの。
私が本を読むために利用しているメソッドが、どこでも読むという方法です。
美容院にいくと、会話はそこそこに、途中で話さなくタイミングがあります。そこで読もうと思い、いつも本を持参しています。昨日も、そこでページを進め、読了しました。
あるいは、家族でどこかに出かけるようなときも、本は携帯しています。店の列に並ぶときやちょっとしたタイミングで、急に手持ち無沙汰になることがあります。そうしたときも、スマホをなんとなく見るのではなく、持ってきた本を読みます。
もちろん、電車で移動するときは5分でも10分でも本は読みます。混んでいる電車ではカバンから出し入れできないので、事前に持っておきます。ホームにいる段階から読み始めていて、続けて車内で読む感じです。
そして、今朝のような時間。起きてブログを書いて、だいたい書き終えた後、細かい設定はあとでやることにして、15分の時間が湧いたりします。
そうしたときには、無論で読書。
こうした方法で、いつも本は持ち歩いています。読める時間があったら読み、読めない状況なら読まない、といったように、読めるときにいつでも読めるようにして本を読んでいます。
読書は、自分から読みに行かないと何も教えてくれないし、勝手に話してくれません。だからこそ、前のめりで、読めるときを見計らって、少しづつでも読み進めます。そうして、1ページ1ページが、一冊二冊・・・となる。
「本が読みたいけど、時間がなくて本が読めない」なら、この方法で読むしかありません。本を読み始めれば、いろいろ変わってくるもの。是非読んでもらいたいところです。
あるいは、先日書いた記事で、早起きをして読むか?どちらか、好きな方をどうぞ。
編集後記
本当は、カフェでゆったり読書が理想です。
日曜の朝、あえてのオフィス街の7時のカフェ。10時くらいまで貸し切り状態で、ゆったり本が読めます。
とはいえ、理想は理想。出来ることをするなら、今ここで読書です。