スポンサーリンク

確定申告は必ず開業初年度からやりましょう。一年目を逃せば、確定申告はずっと難しくなる。

Pocket

いわゆる確定申告時期に入っています。

2018年より個人事業を始めて、今回がはじめての確定申告という方も多いでしょう。

確定申告は3月15日まで。

もし、準備が出来ていない・経理を何もしていないとしても、今からやれば間に合います。

ここでやらなければ、やるタイミングを逃してしまいます。

なにやら、ざわついていた税務署・・・

開業初年度の確定申告は、必ずやろう

2018年から個人で事業開業した場合、はじめての確定申告は2019年3月15日まで。

今日からカウントして、約1.5か月です。

開業初年度ともなると、仕事の方にかかりっきりであったり、何となく忙しかったりと、経理や確定申告の準備が出来ていなかったり、何もしてこなかったという方もいるでしょう。

開業時のタイミングですでに税務署に開業届や青色申告の承認申請を出している場合も、そうでない場合も、開業初年度の確定申告は必ずやりましょう。

うっかり、

「期限が過ぎてからやろう・・・」

「来年からでいいかな・・・」

とは思わない方が良いです。

なぜなら、この初年度のタイミング(期限)を逃すと、やらない可能性が高いからです。

確定申告のタイミングを逃した場合のツーパターン

確定申告のタイミングを逃すとどうなるか、考えられるツーパターンを見てみましょう。

・期限後、来年からやろうとしたケース

「期限が過ぎてからやろう・・・」

そうして、期限を逃すと、その後落ち着いて確定申告に取り組めるかといえば、実はそうではないです。

まず、期限が過ぎてからやろうとすると、一度過ぎてしまっている期限。もうどうでも良くなる可能性があります。

「まだ、いいか。」

「まだ、一か月・・・」

とズルズル先延ばしをしてしまいます。

また、「来年からやろう・・・」と思う方もありますが、こちらも初年度をやっていないので、おそらくズルズル期限に到来して、やらない可能性大です。(そもそも初年度をやっていないのはダメですが・・・)

こうして、期限後でもやらない、来年もやらない。これが、もう一つのパターンの原因になります。

・相談しにくくなる

期限が過ぎてしまう。

確定申告を数年やっていない。

これをやると、いざやろうと思ったときに相談がしにくくなってしまいます。

やらなければいけないことをやっていないのは、自分でもやましく思うものです。

「何か言われるんじゃないか?」

「怒られるのではないか?」

税務署や税理士に相談しようも、こんなことを思って前に進めないということがあります。

相談がしにくくなってしまい、またやらないままでいてしまう。それを何年か繰り返すと、もう出来ないでしょう。

確定申告の初年を逃すと、ほぼ良いことはないです。儲かっている場合は本来払う税金を払っていないということもありますし、心情的にも良くないです。

まだ時間はある。できることをしましょう。

ケース別、相談の仕方パターン

申告初年度の確定申告をどうしようかと思ったとき、何をすれば良いかわからないのであれば、しかるべき所で相談をしましょう。

まずは、税務署。

税務署では、どうやって確定申告をすれば良いか聞くことができます。どうすれば良いか分からない・何も準備していなくても、そのことを正直に話して、指導をあおぎましょう。

とはいえ、この時期の税務署は混んでいます。

1月30日の大宮税務署。お昼の時間帯は相談待ち120分待ちとありました。行例が出来ています。時間帯によってはもっと混む場合もあるでしょう。

もし、確定申告にお金をかけたくない、時間がかかってもいい、ということであれば、時間を待って相談しましょう。

あるいは、税理士。

税理士に相談するという方法もあります。

相談料や確定申告を依頼する場合ある程度料金はかかりますが、税務署より相談はしやすく、税務署のように混雑はしていません。

税理士によっては、単発で相談できるサービスをやっている方もいます。私も、スポット税務相談を設けています。時間を区切って、マンツーマンで落ち着いて聞けるというのが、やはりメリットかなと思います。

自分でやるなら方向性を決める、どうやれば良いかを聞くのも良いでしょう。

話を聞いて、やはり難しいと思えば依頼すれば良いですしね。

税理士は税務署と繋がっているわけではないので(普通の仕事です)、

「相談をして申告をしないのはやばいかな・・・」とか思う必要はなく、相談をしてから考えるということも可能です。

特に、この時期インフルエンザ等が流行っているので、やはり人ごみは避けたい。

こうしたリスクまで含めて、税理士に相談をするというのもアリかもしれません。

個人事業の開業初年度の確定申告について、書いてみました。

要は、最初が肝心ということです。

時々、私にも数年間申告をしていなかったという方が相談に来られますが、連絡を返しても返信がありません。また、先延ばしになってしまったかなと思いますが、こちらは深追いせず。

確定申告は初年度、あるいは二年目かそれ以上か。今からでもやりましょう。

そのほうが絶対に気は楽です。

編集後記(きのうの野田)

きのうは午前中に税務署の記帳指導へ訪問、午後も相談対応でした。

きのう、移動の途中で税務署がルートにあったので、置いてある書類を見るがてら寄ってみました。

人も多く、「す、すごい・・・」という雰囲気でした。しかも相談120分待ちでしたしね。

これから加熱します。

早めにやった方が良さそうです。

そして、昨日は税務記事コラムアップ。

パーソナルトレーニングを行う事業の税務・経理上の注意点-経費編

パーソナルトレーニング事業を行う会社、トレーナーの税務と経理について、経費にクローズアップした内容です。


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
スポンサーリンク
スポサーリンク
スポサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポサーリンク