フリーランスでも会社でも、代表者ひとりでビジネスをやるひとりビジネスは、自分ひとりでうまく価値を提供して、仕事にしていくことが大事になってきます。
特に、ネットにメニューを掲げてやるのであれば、お金をもらう有料メニューはもちろん、無料でも価値提供ができるメニューがあると心強いです。
有料メニューと無料メニュー。それぞれの側面。
仕事を提供するといえば、まずはお金をもらう有料のメニューが前提です。
お金をもらわなければビジネスは成立しませんし、続けることも維持することも困難になってしまいます。
私の場合、提供している有料のメニューはすべてネットに掲げています。
2019年1月8日時点では、
・税務顧問(法人・個人)
・単発税務相談(法人・個人、スポットでの相談)
・クラウド会計ソフト導入コンサルティング(全3回)
の3つを提供しています。有料のメニューはもちろん欠かせません。
その一方、メニューとして掲げているわけではありませんが、無料の価値提供もしています。
通常、税理士や社労士をはじめとした士業の場合、初回無料相談というメニューを置いているのですが、私の場合はそれは用意していません。
その代わりに、ブログ・事務所ホームページにて、税金や経理・お金や数字についての記事を書いています。
ブログ・ホームページの税務記事いずれも、アクセスした方が好きなタイミングで無料で読んでいただけるものです。
書いた記事は、どれも私が仕事で提供していることを文章にしてまとめたもので、出し惜しみ?のようなことはしていないので、それを読んで問題が解決することもあるでしょう。
これに関して、
「それだと、仕事にならないじゃないか?」
というクエスチョンが浮かんできます。
しかしながら、これでオーケー。良しとしています。
もともと、ライフワークとして書いているということもありますが、決してノーリターンではありません。
いつかの有料メニューにつながれば良いのです。
無料メニューの活用の仕方
有料メニューはダイレクトな価値提供です。
申告の仕方、税務代理、などなどの税理士の仕事です。
無料メニューの活用の仕方は様々ですが、たとえば昨日も無料のメニューを提供する機会がありました。
たまに立ち寄るコーヒーショップで、年始の挨拶がてらコーヒー豆を買いつつ、一杯コーヒーを購入しながら店主と話していました。ほんの世間話です。
話の流れで、今度ある設備投資をしたいということで、経費になるかどうかの質問をいただきました。
こうしたとき、私の場合はざっくりではありますが、話を聞いて説明させていただくことにしています。
これはそれぞれのスタンスですが、私は「仕事として受けない限りは教えられません」とは言いません。
詳細の計算や、やり方を細々とまでは説明はしませんが、
「こんな感じですよー」的には話します。それくらいはいいじゃんというのが私のスタンスです。
ただ、そこから一歩踏み込んで詳細な理解を要する場合には、仕事にさせてもらうことにしています。
昨日は、あくまで世間話で終わりました。
ただ、ここで無料のメニューが活きてきました。事務所ページのほうに書いていた減価償却の記事が、話の内容よりは少し踏み込んでいることに気付いたので、そのURLを店主に参考までに送付しました。
減価償却について、私がざっくり説明するときに話すことがそのまま書いてあるので、少しは参考になればと思い。
これが、そのまま理解につながって仕事にならないのも良しです。そのつもりでいます。
あるいは、いつか仕事になることもあるかもしれません。
無料のメニューがあることで、キッカケをばらまくことができます。
ネットでたどりついて読まれるも良し、直接会った方から聞かれて読んでもらうも良し。
無料メニューは、こうして活かせます。
有人不要の無料メニューは心強い
ここで、冒頭の話の少しだけ戻ります。
ネットにメニューを掲げるひとりビジネスは、無料メニューがあると心強いという点についてです。
ブログやホームページの記事であれば、書いてアップしてしまえば、あとは読まれるのを待つのみです。
私が直接
「読んでください~、書いていますよ~」
と沿道に立つ必要はありません。
ネットでたどり着いて、読んでもらえる。そしてキッカケになる。
特に、ひとりで仕事をするなら手放しで行える業務があると心強いです。ネットに置いておけば、読んでもらえるチャンスがあります。キッカケはばらまかれています。
だからこそ、(ブログ記事などであれば)人が待機している必要がない無料メニューは欠かせないものです。
これが、昨日のように必要に応じて無料ながら提供させていただけるのであれば、書いて提供する甲斐がありますしね。
編集後記
今日は来週おこなう租税教室の打ち合わせで小学校へ。
今年はクラス合同で人数が多いので、それ向けに授業を組みなおすことに。
夜はずっと行こうと思っていた大宮の台湾茶房e-one、夜の営業時間へ。
小皿料理と台湾ビールに紹興酒と、満喫できました。紹興酒はキープしたので、また近々行こうかなと。