梅雨の日々、続いていますね。こんな時期は、いつもより読書量を増やしたいもの。
最近、読書はどうすればスムーズに進むかどうか考えたりしながら読んでいますが、これについて、気付きがありました。自分の感覚・モードと読書は密接な気がする・・・。
さくっと読み進めたい読書
以前に、こんな記事をあげたことがあります。
多くのビジネスパーソンが抱えているであろう、積読(つんどく)について考えてみる
私の場合、本は次から次へと買うし、しかし読むのはそんなに早くないので、積読になりがちです。解消を宣言しつつ、少しずつ減ってはいますが、まだまだです。
平日朝、4時すぎに起きて日課というか、ほぼ仕事と化しているこのブログを書いたあと、読書をすることも多いです。長ければ1時間あるし、短ければ10分くらいしかないこともあります。1時間あるときなら、まだゆったりモードで読めますし、10分しかないなら、その後に控えている朝の準備~仕事を見据えてセカセカしながら読む感じになってます。
読むことそれ自体にストレスを感じるわけではないですが、どうしても文字がこれ以上進まない、という気が向かないことも多々あるので、詰まったとき、読むのをやめるのではなく、本を切り替えることにしています。
切り替えることで、少しでも読み進めて積読打破(というか計画的な読書生活)を継続しています。
シチュエーションや時間に合わせて読む
先月のある日の朝、やはりその日も読書をしていました。その日は、3月決算法人の5月申告に向けて、いろいろ考えたり、やらなければいけない週でした。仕事はある程度詰まっていた時期。
まぁそういう日は仕事の事が頭の片隅にあるので、若干セカセカしてはいます。
ちょうどその日は、村上春樹氏のエッセイ集を読んでいました。
紀行文集ですので、非常にゆったりした内容で、読み物、という感じですね。
しかし、朝からセカセカしている状態では、なかなか落ち着いて読むことも出来ず、イマイチ集中出来ないで読んでいました。
そこで、他のビジネス書に切り替えて読んでみると、意外に読み進められました。
そこで、気付いたのは、場所・シチュエーションや時間によって、読書傾向は出る、ということ。頭が仕事モード寄りになっているときは、仕事に関するものか、あるいは関係しているものの方が読み進められやすいということです。仕事モードは、出勤前や、出勤中もそうだし、昼間の移動中もそうだと思います。そのタイミングでは、仕事関連の本の方が読み進められやすいかもしれません。
また、帰り道、帰った後ランニングやジムが控えているなら、ランニング関連の書籍なんかが良いし、読み進められやすいです。
この方法は、その自分の傾向を参考に、読んでいて、イマイチ集中出来ずに気分が浮かなかったら、そのモードではないと判断して、モードと書籍の切り替えをします。
そのためには、電子書籍なら問題ありませんが、本を持ち歩くなら常に2・3冊携帯している必要があるのですが、いろいろ読み進めたいときは、効果が出るかと思います。
ちなみに、さきほどのエッセイ、仕事のモードでないとき、寝る直前なんかであれば、シチュエーションに合っていることも多く、すんなり読み進められます。
そういうもんだと思うことが効果的
この読書術、読む進め方、単純にいってしまうと、この本に飽きたから次の本へ・・・という感覚に近いかもしれません。ただの気まぐれだろ、というか、まぁ実際にそういう感じはありますしね。
ただ、やみくもに本を切り替えたり、読むのをやめるのではなく、このシチュエーションと自分のモードを意識しながら読んで、切り替えられると、サクッと本の切り替えができることで、読み進めに効果が出ます。そういうもんだと思うことで効果がでるという感じでしょうか。
意識的な気まぐれの方が、やみくもな気まぐれより効果は高いと思います。
ただ、この読書法では、本の切り替えが必要なので、数冊同時進行は否めないです。同時進行も厭わないという方にはオススメですが、1冊完了型の方は、試して合わなければ、引き返して1冊を読み切る、に徹した方がよい場合もあります。自分の好きな読み方も考慮して読書はした方が良いですしね。
数冊同時進行で、モードを切り替えて本も切り替える方法で、積読打破を続けます。進捗状況は、また後日のブログ記事で・・・!
編集後記
昨日は、決算業務や月次処理で事務所にこもりっきり。
6月は事務仕事が結構多いので、連日こういう日が続いています。
梅雨があける頃には、仕事も片付いているはずで、夏に期待してます・・・!