先週、赤羽雄二さんの出版記念ワークショップセミナーに参加してきました。
参加して、その内容と温度、スピードを感じるなかで、ひとつ大きな気付きを得られました。
やはり、真の学びは「リアル」にあるということに。
「最速成長」のワークショップに参加してきた
すでに広く有名な、「ゼロ秒思考」の著者でもある、赤羽雄二さんの最新の著書「3年後に結果を出すための最速成長」の出版記念ワークショップセミナーに参加してきました。
赤羽雄二さんといえば、ゼロ秒思考でのA4用紙横書きメモをはじめ、有用な思考法やアイデアのまとめ方、仕事術についての著書も多い、コンサルタントです。
今回のセミナーは、「最速成長」の出版記念という事で、本の内容からのワークショップでした。赤羽さんのセミナーは初めてでしたが、参加すれば、本の内容をさらに深堀して、より効果的であると考えて、参加を決めました。
「最速成長」は、AIやブロックチェーン技術を始めた革新、世界情勢の変化により、これから世界が変わり、仕事や暮らしは一変するという内容になっています。
目次はこんな感じです。
第1章 これからの10年、仕事が大きく変わる
第2章 これからの10年、劇的に進化するテクノロジー
第3章 これからの10年、ブロックチェーンが変化をもたらす
第4章 これからの10年、世界が変わる
第5章 これからの10年、会社が大きく変わる
第6章 仕事がなくなる時代がくる前に身につけておきたいこと
第7章 これだけ変わる「考え方」「生き方」のポイント
このようになると考えられるなかで、これから何をすべきか、どう変えていくか、そして成長するかということについて書かれており、自分はどうしていくべきなのか、深く考えさせられます。
この内容でのワークショップ。実際参加してみたところ、圧倒されました。
「最速成長」ワークショップ
会場に行くと、60人定員の席が、開始時刻少し前に、ほぼ満席になっていました。
定刻に始まると、あいさつと自己紹介もそこそこに、すぐに本編に入ります。
前編は、書籍の内容について、本に書かれていることの重要な点と、さらなる深堀りについてのお話と質疑応答でした。
進行は、
第1章解説→質疑応答
第2章解説→質疑応答
第3章解説→質疑応答・・・
というように、凄まじい速度で進んでいきました。
章ごとの解説は、赤羽さんが重要論点について説明し、若干の補足を加えて行われました。端的に、ハッキリと言い切る解説で。とても分かりやすいです。そして解説はそこそこに質疑応答に入ります。
「では質疑応答誰か?」という言葉とともに一気に10人以上の方が手が挙げます。それを赤羽さんが指し、質疑。それが、次、次という具合に進んでいきます。なかなか質疑が絶えない状況が続きます。進行速度もなかなかの早さです。
「ひとり一回は質問してください」ということで、本当に全員が質疑をします。私も負けじと・・・。
この質疑応答が、ひとつの章について10~15ほど。私が気になっていたことを質問されていた方もありましたし、全く想定外の質問も。産業、技術、教育、歴史、世界情勢と、多岐にわたって繰り広げられ、本を読むだけと比べ、10倍以上の学びが得られる結果となりました。
赤羽さんの解説と質疑応答での存在感。全体のスピード感と参加者の方の熱と、考えることのレベルの高さ(違い?)を感じましたね。
そして、後半は目標達成シートの作成と、隣席の参加者同士でのシェアとフィードバック。
相手の考え方や目標設定を聞くことで、自分が想定していなかったことがあることも知ることができ、自分の目標の精度も上がります。ちなみに、目標設定シートの作成をすることを知らなかったので、「3分で書いてください」と言われて焦り、ここでも今回のワークショップの凄さを感じました。
最後まで参加してみた感想としては、圧倒的に学びが深まったということ。
解説や質疑そのものはもちろんとして、「リアル」にあの場を経験できたことで、学びが深まりました。
真の学びは「リアル」にある
セミナーをリアルに受けに行き気付いたこと。
それは、「リアル」に感じ取ることで得られる学びがあるということ。
赤羽さんの著書に限っていえば、先般の「ゼロ秒思考」をはじめ、これまでに数冊読んできました。A4メモ書きの効果や仕事の考え方や方法を参考にしつつ、実際にいくつか取り入れています。
仕事の効率を上げ、スピードを上げる。ムダを極力減らすということなどについても。
本を読んで、だいたい分かって、自分なりに取り入れていました。
それが、今回ワークショップに参加することで、そういったこと全般の重要さを、リアルに感じ取ることができました。
章ごとの解説と質疑応答の交差は早く、事前の準備と効率を上げることでムダな会議はせずに、意味のある議論と意見交換をすることのリアルを感じ取りました。
また、解説を聞きつつ、参加者同士のフィードバックや話をするなかで、仕事や考え方を良くしようとしている人を目の当たりにすることで、その重要さをリアルに感じました。
あとは、総じて、その場にいたことで感じ取った、「あぁ」という納得感などが、リアルが大事であると感じずにはいられなかったですね。
大人になっても多くの学びを得続けたいですが、時間がないとどうしても本を読む程度に限られてしまうものです。
今回、著書をいくつか読んでいる赤羽雄二さんのワークショップに参加したことで、より「リアル」な学びの大事を感じ取ったという事です。
リアルだと、納得感が違います。
学びに飽きている、停滞していると感じたら、直接見て、聞いて、触れるといったことで、突破できる何かがあるかもしれません。
編集後記
日曜は5時に起きて7キロラン。
朝、まだ涼しさが残っていました。
これからドシッとした真夏の暑さが来るまでに、走っといた方が良さそうです・・・!