やりたいこと、挑戦したいこと、実現したいことの総量に比べて、大人の自分時間は足りません。
私の場合、その時間を捻出するために、早起きをしています。
そのため、時間がないという話を聞くときは、早起きを推奨しているわけです。
ただ、時間を作るための早起きですが、ただ早起きをすれば自動的に時間が出来るわけではありません。
早起きをし、かつ、惰性を排除する必要があります。
時間は有限。あるだけしかない。
朝起きて、支度をし、職場に行って日中から夜まで仕事をする。
そして、仕事を終えて帰路につき、帰って食事をするなりして、寝る。
そして朝が来て・・・。
と、大人のルーティンをこなしていると、すき間の時間というのは存在しません。
何も意識をしていなければ、時間はあっという間に過ぎてしまいます。
というのも、当たり前ながら、時間は有限だからです。
こういった日々をすごしているなかで、どこかのタイミングで、やりたいことが出来たとしましょう。
例えば、資格を取りたいと思う。
しかしながら、そのように始めてみた方のなかでも、少なからぬ人々が、すぐにやめてしまうか、どこかでやめてしまいます。
その多くが、時間をうまく使えなかったというケースです。
実際、働いているにせよ、学生であるにせよ、放っておいても、やるべきことというものがあるので、普通にやっていれば、時間が足りないと思うのは不思議ではありません。
そんな、ない時間。有限の時間のなかで、やりたいことをするための時間を作るのは、普通では難しい。
そのために、早起きが良いと思っているわけです。
この話については、以前も記事に上げています。
今日は、そこからさらに一歩踏み込んで、早起きの、その先を考えてみましょう。
時間ができた後は、時間をどう使うかが重要。
早起きをして時間が出来ました。
例えば、5時に起きて、7時までの2時間という時間を捻出したとしましょう。
一日24時間のなかで、2時間といえば、結構まとまった時間です。
時間が出来たあとに重要なことは、その時間をどう使うかということです。
せっかく時間が出来たのに、まさかスマホをいじくってグダグダしてはいないでしょうか。
というのも、実際、せっかく時間が欲しくて早起きをしたのに、そうやって何となく時間を浪費してしまうという話を聞くことがあります。
実は、これをやってしまうと、わざわざ早起きをしたのに、何もしていないというストレスを感じて、早起きが続かなくなることも多いです。
早起きはしんどいですからね。時間が欲しいのではなくて、ただ早起きしてゆったりするのが幸せというなら構いませんが、時間のための早起きであるなら、これでは問題です。
とはいえ、ついついスマホ、ついついグダグダ・・・。これは分からないでもありません。
うっかりしていると、流されてそちらに行く傾向があります。人は、放っておけば流れに乗って下流に行ってしまいます。その方が、楽だからです。
私は、これを惰性といっていて、時間を有効に使うためには、いかに惰性を排除するかということが大事だと思っています。
せっかく作った時間を活用して、挑戦したいことや、やりたいことのために充てるためには、常に惰性とは逆、しんどい、きつい方へ押し込むクセが必要です。
それが、惰性を排除するということ。
ここでは、早起きをした後の、朝時間を使うために有効な惰性排除を提示しましたが、実は早起きだけではなく、さらに一日中惰性を排除することで、有効な時間は作れます。
惰性を排除し続ける時間術
なんとなくスマホ、なんとなくテレビ、なんとなく連れ喫煙。
なんとなく惰性でしてしまう、惰性。
実は、一日のなかでも、なんとなくやっていることの、全部の逆を行けば、案外時間は作れたりするものです。
たとえば、
昼休み、食事を終えて10分浮き、ついついスマホでニュースを見る。
駅のホームでタイミングが悪く、15分待ちでスマホをいじる。
仕事でから帰って、なんとなく2時間テレビを付けつつ見てしまう。
このあたり、私も心当たりがありますし、やっていることもないとは言えません。
こういうシチュエーションのとき、これをやった方が、やっぱり楽なんですよね。
少ない時間だし、帰ったばかりだし・・・ということで、やってしまうわけですが。
でも、時間が欲しいと思っているのであれば、こういった時間でも、惰性を振り切り排除して、「えいやっ」と、その逆を行ってみる。
TOEICやっているのなら、英単語をやるとか、小説を読みたいなら一項目だけ読むとかする。
帰ったあと、疲れてはいて流されたいけれど、マラソンの大会のために走りに出る。
ついついやってしまう。流されてしまう。やってしまって、あとで「しまった」と思うことのないように、惰性を排除し続ける。
これだけでも、普通なら時間は結構作れます。
ただ、普通に過ごすよりも、しんどいことは、しんどい。
仕事が想定外に忙しかったり、家庭があったりなどで、平常時の時間の制約が強い場合もあるかもしれません。
生活時間帯の違いもありますしね。
ただ、そのなかでも、早起き&惰性排除をすることで、時間は作れると思っています。
むしろ、それ以外のやり方では、時間は作れないのではないでしょうか。
編集後記
昨日は、1月に行った租税教育の授業の反省会でした。
私含め、新たに担当することになった数名と、ベテランの先生とで、今回の反省と、次回以後に向けてのフィードバックがありました。
昨日の執筆の話と併せて、今後の軸としていきたい「話す」仕事を加速させるためにも、積極的に関わっていきたいミッションなので、日々気付きを見つけていきたいですね。