今年の税理士試験が終わり、受験生は次のステージまで、しばしの休憩期間ですね。
これまで何度も受験をしてきていれば、そのなかでいろんな悩みもあっただろうし、また、これから立つステージでも、その都度いろんなことを考えなければいけないかと思います。
そういった、時に現れる壁・・・。
その都度その都度ぶち破って突破していくしかないのですが、たまに苦戦することもあるでしょう。
そういうときのために既定路線を出る。壁をぶち破るために違うことをする。
そのひとつとして走るということ。ランニング・ジョグ。
推奨したいと思ってます。
税理士試験、2つの壁
税理士試験の勉強をしていくなかでぶち当たる壁は、2つあると考えています。
税理士試験の基本的な勉強スタイルは、9月から開講する資格学校の税理士講座に通い、1年後の試験を目指して研鑽していくというのがベーシックだと思います。
それぞれが選択した科目で、講義を受けてテキストの内容を学び、その学びを個別問題にぶつけて、個別問題がいくつかできるようになれば総合問題を解き、少しずつステップアップしていきます。そして、その成果と出来を確かめるために月一答練などを受け、自分の学習度合いを確かめているかと思います。
理論は、最初はとにかく暗記してそのまま書き出すということに注力し、自分のモノになってきたら事例問題にチャレンジし、理論の実例への当てはめが出来るようにトレーニングをしていくかと思います。問題はだんだんと難しくなってくるものです。
9月から始まり、初めは易しかった講義や学習内容も、学習を進めるにつれて難しくなり、理解するのに時間がかかるようになったり、思うように問題が解けなくなってくるタイミングが訪れます。あるいは、テキストを読み、問題解きをしっかりしているのに、イマイチ答練で解けず、点が伸びない・・・上位率が低い・・・という状況に立たされることもあるでしょう。
こういった、学習を進めるにつれて、学習そのものに悩まされ、ぶち当たる壁があります。立ちはだかる壁とでいいましょうか。まず一つ目は、この立ちはだかる壁があります。
そして、もう一つの壁が、自分の壁です。
自分の壁というのは、しんどい勉強を進めるなかで、立ちはだかる壁を幾度も突破してきたものの、また壁が・・・という繰り返しで、ある意味これはどこまで続くのか・・・という思いの基で登場してくる壁です。立ちはだかる壁の連続で、ある意味メンタル的なものがやや参ってきたともいえるかもしれません。自分の内的・自分の壁です。
私は、簿記財表の2年目に、なぜかよくわからない胃の不調がありました。調べても医者に行っても特に異常はなく、それは今思えば自分の壁だったのかもしれません。
壁を突破する
まず、学習していくうえでの立ちはだかる壁。
これはとにかく勉強にこだわるということに尽きるでしょう。
基本的に学習度合いが足りてないのであれば、学習を深めなくてはいけません。テキスト読みが甘いならテキストをもっと読み込んでみる。問題解きが不足しているなら徹底的に解いてみる。自分ではよくわからないことがあるなら、学校の講師に分かるまで聞く・教えてもらう。
それでもイマイチダメだというなら、講師を変えるというところまで考えるのもアリかもしれません。合う合わない問題は実際にあって、合わない講師でうまうやるのは難しいかもしれません。先日、税理士講座の講師選びについての記事も書いてみました。
また始まる新しい1年に向けての戦略・・・税理士講座の講師は、クセで選ぶ。
そのようにして、学習面を突破することで、立ちはだかる壁はその都度破っていきましょう。あとは、この壁は何度も現れるものだという風に考えるのも手です。みんな突破している、俺・私も・・・という具合です。
そして、もう一つの壁・・・自分の壁。
これに関して、専門学校がよく言うのは、勉強が嫌になったりうまくいかなかったときは、好きなことや趣味に気を向けて、気分転換・リフレッシュで頑張りましょうというアドバイスです。まぁ、王道といえば王道です。ただ、自分の壁が登場してくる以前なら、効果は大きいですが、勉強が結構いやになってきていれば、あまり効果もなさそうな気もしますしね。
あとは、単純に私みたいに何だかよく分からないけど、胃の調子が悪い・・・というような場合で、かつ、外的な不調は見られないというパターン。これはリフレッシュもくそもないですしね。
今回、タイトルで、たとえば走るとか!というようにしたのにも実は理由があって、なんだかんだいって、胃の調子悪さは走って解決したからです。
その時期、江戸川区の小岩に住んでいて、近くに新中川の河川敷があったので、その河川敷で走り始めました。単純に東京マラソンが始まって間もないころで、マラソンブーム的な流れが出始めたときに、なんとなく初めてみたことです。
流行ってるし、胃は調子悪いけど、グチグチいってもしょうがないとも思っていました。そんなんで、一式そろえて走り出してみました。
そして、週に3回程度、夜走って習慣化もしたころに、何となく胃の調子悪さは抜けていました。その流れで、試験を終えて今も走っています。
もし、自分の壁にぶち当たってしまってイマイチ・・・というとき、走るということが、一つの打開策なんじゃないか?と思っているところもあり、今回オススメしてみました。
自分なりに既定路線を出る
正直いって、壁を難なく突破しているひとがいるとすれば、走っている暇があったら計算解き・理論暗記だろ。という風に思うかもしれません。
しかし、壁にぶち当たっているときはイマイチ学習に集中出来ないこともあるかと思います。
壁と共に・・・だと、なかなか学習の進捗もいまひとつです。
自分なりに既定路線を出て、自分の壁を突破して、学習一辺倒の考え方からシフトチェンジすることが必要になるかと思います。その一つとして、走るということを今回挙げてみました。
走るだけでなく、運動習慣がない人が、歩く・ジム行ってみるとかでも既定路線は出れるし、ジムでバイクこぎなら運動しながら理論も覚えられます。
以前に、Number Doを読んだ時にも、元ボクサーで医師というランナーが出てきていて、ボクシングをやめたあと、医師の勉強に専念して運動を全くしなかったときに、いろいろ不調になってしまったそうで、走ることでそこを打開したそうです。
勉強をしていると、自分だけで凝り固まってしまうことが多いです。
運動でも、他のなにかでも、既定路線を出て考え方を少しずらしてみるのが、壁を突破する一つのヒントかもしれません。
編集後記
今日の朝活は、2部構成でやってみました。
朝ジムに行って→ブログ書き。
時間がいろいろギリギリでした。結構大変です。
2部構成について詳しくは 昨日のブログ