ブログに仕事で提供していること、話していることを書くときは、基本的にそのまま100%を書くことにしています。
一部だけ書いて、残りを知りたければ仕事を依頼してもらうように引き込むようにはしていません。
全部書いたものを読んでもらい、解決しても良し。もちろん、仕事にはなりません。
あるいは、全部読んでもらったうえで仕事を頼んでもらうも良し。むしろ、そうであることを期待して、100%で書くようにしています。
ブログは一部を見せるか、全部見せるか
士業がブログに税金や経理のことなど、専門的な知識について書く場合、ふたつのやり方があります。
ひとつは、一部だけ書いてチラ見せして、残りを知りたい場合はサービスを利用してもうらうようにする場合。
一方は、もう全部書いてしまう場合。
ブログを仕事に繋げようと考えるなら、一部チラ見せの方が多いかもしれません。その方が賢いでしょう。
しかしながら、私がとっているのは全部書いてしまう方です。
このブログであれば、税金会計の知識というカテゴリで、これまでいくつか書いてきています。あるいは、ホームページの方の税金コラムで。
そうしているのには、それなりの理由があります。
全部を読んで解決しても良し、頼んでもらうも良し
仕事で提供している考え方でも、もう全部書いてしまって、それを読んだ誰かがそれで解決してしまって、疑問が解決してしまっても良いと考えています。
あるいは、それを全部読んだうえで、仕事を頼んでもらうも良しです。むしろ、そうした方からの仕事を受けられるようにするために、100%書いて、見せています。
こう思っているのは、税金や経理については、ひとつの案に対してひとつの解が出るものではないということがいえるからです。
法律はあることはありますが、細かい部分については、実際に使うときに解釈に幅が出ます。
代表的なところでいえば、交際費をどう経費とするかという考えがあります。法律を見ると、交際費が交際費であるという書きぶりで、経緯はどうなのかが見えにくいです。明らかにそうである場合を除いては、迷う部分があるでしょう。
私がよくブログに書いているのは、「仕事であれば経費」という考え方です。仕事で経費とは何かについて話すときに、実際によく使っている考え方を、そのまま書いています。
私としては、普段話していることを100%でブログに書いているので、そこまでは実際に顧問や単発で相談してもらっていることと同じことを知ることができます。
それを読んでもらうことで、ある程度こちらの考え方を理解してもらう、そのうえで仕事を頼んでもらえるのであれば、意思疎通はしやすく、良い仕事が提供できる可能性が高いです。
そのために、100%で書くようにしているわけです。
こういった面があるからこそ、100%を読んでもらって自分なりに解釈を得て解決してもらっても良し、さらにその先を知りたくて仕事を頼んでもらっても良しと考えています。
あるいは、一部見せという器用なまねはできないから
普段から仕事で提供していること話していることを、ほとんどそのままブログに載せていることについて、書いてみました。
100%を見せてもその先の解釈が分かれるからという理由があったわけですが、さらにもうひとつ理由はあります。
一部見せという、そんな器用なまねはできないということです。
一部を見せるとなると、その先の知りたくなる書きぶりで書かなければならず、しかも結論や答えは隠しておくように書かなければなりません。
正直言って、それは不器用にはできません。
もう、私の場合は完全なる不器用なので、一部見せなどというのは、できない。
仕方ないから全部書いているというのも、理由のひとつであったりします。
全部見せてしまって、それで解決して仕事にならなくも良し。
あるいは、全部を読んだうえで、それでもなお仕事を頼んでもらっても良し。むしろ、読んで考えてもらってから仕事を頼んでもらえるなら、ベクトルは同じ方向を向いている可能性は高く、より良い仕事が提供できます。
編集後記
けさは、5時半起床。夜も暑く、何度か起きたせいか、少し寝坊です。
週末の連休は、土曜、月曜と、近所の市民プールへ。そして畑へ。
日焼けもして、がっつり動いた三日間でした。