「あなたの仕事はなくなる」という提言は、とりあえず素直に受け取り、そのつもりで今できることをすれば良いのではないかという話。


「今後こういった仕事がなくなる」というニュースや報告が次々と出されています。

こうしたとき、自分の仕事はどうだろうかと、気になる部分はあるかと思います。

これに対して、「なくなる・・・直ちに別の仕事を・・・!」というのも難しく、ちょっと違うような気がします。

まずやっておくべきことは、そうなる前提で今できることをするということなのかもしれません。

スポンサーリンク

自分の仕事はなくなるのか?

今後なくなる仕事100選、この仕事はなくなる、といった内容は、最近よく聞く話です。

AIや最新のロボット技術の進化、ビットコイン決済などのブロックチェーン技術により、これまで人がやっていた仕事はそれらにとって代わられ、仕事がなくなっていくという予測です。

こうした話が出たとき、まず気になるのは、自分の仕事はどうなるのだろうかということ。

実際、運転から受付業務・税理士の仕事まで含め、多くの仕事が名指しで、なくなるであろうと言われています。

これを受け、ただちに別の仕事を探さなければならないのか?

一方、そんなことは起きるはずはないと決め込んで、何もせずにそのままでいるのか?

これにはいろいろな考えがあるのでしょうが、必ずしも極端に考える必要はないのではないでしょうか。

まずは、現状で出来ること、準備できることをすべきではないか、と。

なくなるという前提で、現状で最善を尽くす

「あなたの仕事はなくなりますよ」と言われて、それに対して「なくなりませんよ」と、決め込んで何もしないでいるのは簡単なことです。

以前から、仕事がなくなるという話はありましたが、ここ最近はより大きく聞こえるようになってきました。何かしらは、しておくべきなのかもしれません。

その手始めとして、まずは現状で出来ることをしてみるのはどうでしょうか。

実際、本当に仕事がなくなれば困るわけで、現状を維持しながら、出来ることをする。

方法としては、2通り考えられます。

・なくなるとはいえども、すべてがなくなるわけではないので、今の仕事の専門性を高める、個性的な自分独自の仕事が提供できるようにする、そのように準備する

・今の仕事はなくなるという前提で、別の仕事ができないかどうか模索してみる、新しい技術や仕事に繋がるものについて勉強する。並行して今の仕事は続ける。

なくなるという仕事も、すべてがなくなるわけではなく、必ず少数は残ります。レコードやカセットテープは大きな商機は得られませんが、一部の愛好家や高年齢者向けの商圏では、生き残っています。やり方や提供の仕方によっては、十分やっていけるということもあります。

なくなっていくものも、少数は残るので、その少数でAIやロボットなどに代わられない方面でやっていくという方法もアリでしょう。そのために、今の仕事はしつつ、準備をする。

また、仕事がなくなる前提でいるなら、今の仕事に付随する仕事や別の仕事で出来そうなもの、気になるものや好きなものについて勉強をする。そして、普段からそのように意識しておくということが大事になってくるのではないでしょうか。

どうなるかは分からないからこそ、やっておく

これからはこうなる、という予測のなかには、実際にそうなったものもあれば、そうはならずに消えていったものもあります。

とはいえ、これだけ新聞やメディアで言われているなか、反発心だけで「なくならないよ」と決め込むのは得策ではないような気がします。

いざ、そうなったときには手遅れ・・・。その段階で巻き返すのは、今できることをするより数倍以上のパワーが必要になるはずです。

思い返してみれば、今は当たり前のようにあるパソコンでの仕事も、20年ほど前まではなかったものです。たとえば、サザエさんを見ていると、マス夫さんの会社のデスクにはパソコンはなく、紙仕事をしているわけで、その頃からすれば、パソコン中心となることは「そんなことは起きない」という想定でいた人も多かったことでしょう。

実際、私も記事や本を読んだだけであり、研究者ではないので先々のことは分かりませんが、どうなるかは分からないなら、自分が悪い方へ向かないように準備しておくことは必要なことではないかと思えます。

そうなるつもりでいる、情報を集める、まずはそれからでもいい、そっちの方へ意識を向けて、なにかをやっておくことから始めるというのでも、良いのかもしれません。

編集後記

自分の仕事はどうなるか分かりませんが、出来ることの幅は広げておきたいところ。

今日の夜は、その一環?で、某セミナーに参加してきます。

相当、頭を使いそうです。

書けそうだったら、記事にする予定です・・・!


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
スポンサーリンク