毎日が同じ。変わらない毎日が退屈。
たまに聞くことがある言葉です。
そこから抜け出すために、大きなことをする必要なんてありません。
ひとつ惰性をやめるだけで十分だと思っています。
退屈な日々。しかし変化はしんどい。それなら?
朝起きて、会社に行って、仕事して、帰りに夕飯食べて帰って寝る。
基本的に、働いて、暮らして、食べて、寝て、といった毎日は、そんなに変わったことが起きるものではありません。
仕事・暮らし、多少の動きはありますが、ベースは同じです。
そこにきて、それが同じでつまらない・退屈とはいっても、大きな変化は起こせないし、むしろ実際に変化が起きるのは、しんどかったりもします。
変化のある日々、変化について書いた記事があります。
自分の稼働領域を広げるためには「変化」を常態化させるしかない。
変化があると、自分の枠が広がるので、成長にも繋がります。
ただ、その分、変化を受け入れる必要があるので、しんどい部分があるわけです。
起こるとしんどい変化。でも何か起こしたい。
こういうとき、「仕事に打ち込もう」というのがありますが、それでは答えにならない。
そこで提案したいのが、日々行っている惰性をひとつやめてみるという方法です。
惰性をやめるだけで毎日は楽しい
昨日と同じような今日がつまらないと思うのは、日々がエキサイティングじゃないからです。
エキサイティングさが出てくれば、日々は楽しいものです。
ただ、エキサイティングというと、仕事なら大型案件を片付ける、海外旅行に行く、バンジーやるなど、ビジュアルで想像できるものは、そこに到達することも、達成することも簡単ではありません。
まさしく、大きな変化を必要としますからね。
そこで、大きな変化ではなく、自分が出来る範囲で出来ることをする。
それが、惰性をひとつやめてみるということです。
惰性とはなにか?
本当は正したい、違う形にしたいと思う行為が出来ずに、「まぁいいか」という思考で、あらぬ方向でことがなされることです。
・本当は早起きして勉強したいのに毎日二度寝してる
・勉強しなきゃいけないのにテレビ見ちゃう
・本当はダイエットすべきなのに、お菓子食べてしまう
・健康のために階段使うべきところ、ついついエレベーター
・ついつい大盛無料につられる
など、ついついやってしまうものが惰性です。
惰性をやめるには、ちょっとした意思が大事です。
「今回だけやめてみよう」
「惰性を正す自分イケてる」
「エレベ・・・おっと、階段!」「砂糖・・・おっと、ブラックコーヒー!」
と、ゲーム感を出してやると、自分を客観視できてうまくいきます。
ただし、やめてみるのは、いくつかある惰性の中でも、ひとつだけです。
いくつもやると、変化になってしまいます。
惰性をひとつやめてみることで、日々にハリが出てきます。くにゃくにゃしている自分空間に、骨格が入るようなイメージですね。
これができれば、少しの工夫で、日々はエキサイティングに近づいて楽しくなるはずです。
惰性と変化の間がちょうどいい
本当は、この日々から抜け出すために大きなことをしたい!
こんなことを思いますが、大きなことには、しんどい変化を受け入れる必要があります。
それでも、頭では変化を期待している。でも体は変化を嫌う。
だからこそ、惰性をひとつやめる(正す)が、変化の手前で、変化のようなことが出来る。
惰性と変化の間に立ってみるというのが、頭と体のバランスがちょうどいい具合になるのだと思います。
これで、ひとつの惰性がクリア出来たら、もうひとつやってみると良いでしょう。
そこで重要なのが、ひとつひとつやるということです。
ふたつ一気にやると、変化になってしまいます。難しくなります。
まずはひとつ。選んでやってみましょう。
編集後記
このところ、朝が寒くてジムに行けていなかったので、惰性をひとつやめて昨日と今日は朝ジムへ。
朝4時半に起きてジムに行くと・・・9時の段階で若干眠いです(笑)
今日の記事に繋がりました・・・!