大人になってからする勉強は、時間がない中ですることがほとんどです。
仕事の合間や移動中など、スキマ時間もフルに活動させて、勉強時間を作ることになるでしょう。
こうした、時間がない勉強は、「達成感を感じ、ストレスをためない」ように、あまり突っ込んでやらないことが大事だと思っています。
時間がない勉強でも、突っ込みすぎない
大人になってから、自分を高めたいということで勉強をしている人は多いです。
大人になってからの勉強は、「勉強が仕事」である子どもとは違って、仕事や家事などのメインを抱えつつのものになります。
そのため、勉強のために時間をいかに作るかということまで含めて、勉強であるといえます。
読書であるなら本、テキストであるならテキスト、問題集を解いているのであれば問題集と、進めながら、キリの良いところがあります。
仕事や家事の間だとしても、なるべくキリの良いところでやめておき、無理に突っ込んで中途半端にしないことが大事だと思っています。
区切りは大事。勉強は達成感
キリが良いところでやめておくことが、ない時間で質が高い勉強に繋がると思っています。
たとえば、電車で移動中にテキストを読んでいたとしましょう。
5駅の移動中に、ある1項目読めれば良いかなと思って読み進めています。
スムーズに読み進められ、4駅ほどのところで項目は読み終えてしまいました。あと1駅あります。こうしたときに、どうするのが良いのでしょうか。
私は、こうして勉強をすることについて、項目項目でキリの良いところまで進むという達成感を感じながら、頭のなかで収まりを付けながら勉強をすることが好きです。
私の場合、4駅で1項目を読んだら、残り1駅で次を読むことはしません。
1駅では読み切れない1項目を、無理に読み進めようとして、急ぎ気味に、あまり頭にも入らない状態で読んでしまうからです。結果、中途半端で読んだのだか読んでいないのかわからないように、再度読み返しが必要になってしまいます。
さらに、読み終えられなかった敗北感も感じるもので、4駅1項目で充実を感じて達成感を得ていれば良かったものの、そのテキストに対してモチベーションを下げてしまうことにもなりかねません。
やるとすれば、1駅で次の目次を眺める程度です。
「そんなことは気にしないよ、とにかく進めることが大事」というスタンスで突き進められる方は良いのでしょうが、案外とそうしたところがダメです。
ない時間で最大のパフォーマンスが、私の場合は区切りと達成感なのです。
勉強は継続。続けるコツがあれば強い
大人になってからの、ない時間を使っての、自分でやると決めた勉強。
これは資格試験にせよ、自分で習得したいと思った技術にせよ、ある程度地道にやっていかなければならないものです。
8月は、税理士試験や社労士試験をはじめとした国家資格の試験が多い時期です。今年受験をして、再度受験という方もあるでしょう。
自分のペースで、自分の意志で続けていく勉強は、継続することが大事です。気持ちの上げ下げはあっても、続けて行かなければなりません。
その方法のひとつが、区切りを達成感を大事にするということで、私は多くの勉強に手を付けてきました。
今回紹介した電車の乗り換えタイミング、早朝から仕事に出る時間までなど、時間は無視できず、そのなかでやっていかなければなりません。
勉強は継続・続けることが強みです。
自分の方法を見つけて実践していきましょう。
編集後記
昨日は社労士試験を受験していた(結果は受からなかった)ときの受験仲間との飲み会でした。
自分以外全員社労士というアウェイ。一部話が分からないなかで、いろいろ聞いて勉強になりましたね。
餅は餅屋だと実感・・・。