本をどう読むか?
読書術については、これまで何度も考えてきました。
最近、読書の方法をガラッと変えてみたのですが、これが実にしっくりきました。
読書をより効果的にするためには、本を読み倒した方が良いという答えにたどりつきました。
読書の仕方をガラッと変えてみた
本の読み方を変えてみました。
これまでの私の本の読み方は、本はきれいに取り扱い、新鮮な気持ちで最後まで読み進め、気に入った本はきれいな状態でとっておき、不要だと思ったら売るというスタイルをとっていました。
きれいにとっておきたいと思えば、本は大事に扱います。売る可能性があると思えば、本に書き込みはできませんし、ダメージを与えないように気を付けます。
この方法で、しばらくやってきました。
ただ、このところ、どうも読書が面白くない。
これまでやってきた読書法を見つめなおすころかな・・・と思いました。
そこで、本当は以前からやってみたいと思っていた、本を読み倒す読書に切り替えてみたのです。
本を読み倒す読書、やってみると結構快適でした。
本を読み倒す、書き込む、吸収する、使う
本を読み倒す読書とは、本の内容を確実に吸収して自分のものにして、必要に応じてすぐに振り返れるようにして、行動に移すことが出来る読書の方法です。
これまできれいに読んでいた本に、マーカーを引き、書き込みを入れるということをします。
具体的には、
・読み進めて、気になる箇所はすべてマーカーを引く(新しい知見・参考になるところ)
・必要に応じて、マーカー箇所に書き込みを入れる
これだけです。当面、これだけで進めています。
こうすることで、気になった箇所の理解が、ただ読むだけに比べて深まるし、あとでその箇所を振り返りたいと思ったら、マーカーが引いてあるのですぐに発見できます。
本を読み倒す読書で、本に書き込みを入れるため吸収の度合いは高まり、復習が容易になり、読書を日々の行動や新しいチャレンジに繋げやすくなります。
これまでは、いかに本をきれいに読むかということに重点を置いていたので、読みつつも実際はあまり頭に入ってはおらず、気になる箇所を振り返りたいと思っても、どこにあるのか分からないので、面倒くさくなって振り返らないということを繰り返していました。
この方法では、本の内容が断片的にしか頭に残っておらず、読書の効果が半減してしまっていたのです。
これの繰り返しで、最近読書がかったるくなってしまっていたのかもしれません。
マーカーを引けば、読みつつ手も動かすので、より意識的・意欲的に読書を進めることができます。眠くなりにくというオマケもついてきます。
本を読み倒す読書、始めてみると想像以上に快適です。そして、吸収・効果に繋げる。
10年以上本を読んできて、初めてやってみました。本に書き込むことに抵抗がある方も、読書に悩みがあるならやってみる価値はあるかもしれません。
読み倒す読書、本の処遇をどうするか
本を読み倒し、線を引くようにすると、当然、中古下取りには出せなくなります。
基本、本は書き込みなしでないと、買ってもらえません。
こうなると、これまで売って整理していた本をどうするか?という問題が浮上してきてしまいました。
勉強仲間で読書家の友人は、本にはガンガン書き込みを入れて、読んだ本は全部とってあるという話をしていました。
税理士仲間の知り合いの方は、こちらも本には書き込みを入れるが全部はとっておかずに、本当に大事な本以外は捨てるという方法を取るということでした。再度気になって、どうしても読みたければ、また買うということです。
どっちを取るか・・・?
全て取っておくには場所がないし、あっさり捨てるのもちょっと・・・。
とりあえず、中間を取るような感じで進めて行こうかなと思っています。
ガラッと変えてみた読書法で、読書を加熱させつつ、しっかり行動に繋げていきたいところです・・・!
編集後記
今日は5時半に起きて30分読書して、その後にブログを書き始めるも、どうも乗らずに一時間書いては消し、考えて練り直し・・・。
結局書き上がらず。久々にしんどかったです・・・!