仕事を提供するものとして、自分の価値がどうあるかということは、いつも考えていることです。
価値を考えたとき、思いつくのは一つの専門性を高めてプロフェッショナルで売り出すという方法があり、多くはそれが「価値」だと認識されています。
しかしながら、専門性を深堀するのは容易ではなく、すでに先駆者がいることもあります。
そのような状況で価値を出すなら、少数派・誰もがやっていることではないことをやることで、自分自身の価値を高めるしかありません。
税理士 × ???
税理士が自分の価値を高めるとすれば、まず思いつくのが税務の専門領域を持ち、それを高めて専門性を売りにするという方法があります。
国際税務、相続、医療、学校法人・・・。細かくニッチに、税務領域を開拓するという手法です。
誰もがこれを思いつくでしょうが、多くは先駆者がいますし、専門的なものは専門性がゆえに、手が出せないというものあり、容易ではありません。
だとすれば、自分個人を出して、どういう税理士であるかということまで含めて、価値と考えることにしています。
税理士 × ???
掛け合わせるという方法です。
???には、自分が普段行っている、多くの人がやっていることではないことが入ります。
いわゆる、少数・希少・ある意味異端といったようなことです。
そのために、「それやってんの?」と言われるようなことを、普段から暮らしに組み込んで、掛け合わせ材料を用意しています。
掛け合わせ材料が、少数・希少・異端
少数・希少・異端というと、世の中の1%の人しか出来ないこと、偉業であるように聞こえますが、そこそこ少数派であれば、十分だと考えています。
そこそこ少数派だと思えることで、自分に合っているものを、日々積極的に行い、かけ合わせられるようにしています。
・早起き
ある程度、自分のものになっていると自負している早起き。4時半~5時頃に起きることを習慣にしています。
通常、6時半や7時に起床する人は多く、たかが早起きと思われるところはあっても、やっている人はそう多くはないと思っています。
税理士 × 早起き
税理士を探す人が、早起き税理士を直に探すことはなくても、税理士を探す中で、早起きというキーワードにピンと来てもらえれば、早起き税理士が活きてくるものと考えています。
・ランニング
普段から走るようにしていて、ファンランナー的に、そこそこ大会も出ています。
マラソン人口は増えていて、街中で走る人を多く見るわけですが、誰もが走っているわけではありません。ある程度、少数ではないかと考えています。
なかには、アマチュアでありながら相当やり込んで、アスリート張りの方もいますが、私はよく30キロ地点で歩いてしまうというレベル。
それでも、走ることは続けていて、20キロくらいまでなら楽に走れています。
ランニング税理士を探す人もいないでしょうが、ある程度、活きてくるのではないかと。
・本を読むこと
昨日のブログも読書についてあったように、そこそこ本を読んでいます。
本を読む、ただそれだけですが、これも誰もがやっていることではことです。
本は、読む人は読むし、読まない人は読まないというもので、案外と普段から読書をライフワークにしている人は多くありません。
週に2.3冊ほどなので、読書税理士とは言い難いですし、読書税理士が求められるかも分かりません。しかしながら、活きてくる部分はあるのではないかと思っています。
・ブログ
日々、ブログを書いているということは少数派です。これについては、希少、あるいは異端と見られることもあります。まさに、「そんなんやってんの?」
ブロガー税理士、ブログを書いているということに、少しでもピンと来てもらえば嬉しいかぎりです。
全部かけ合わせてしまえば、より少数派
早起き、ランニング、読書、ブログ。
少数派寄りであることを税理士と掛け合わせ、税理士の専門分野という側面だけでない方面で価値が高められます。
税理士 × 早起き
もしかしたら、これだけでは弱いかもしれません。
それならば、
税理士 × 早起き × ランニング × 本読んでる × ブログ書いてる
と、すべてを掛けわせてしまうというのも手かもしれませんね。
実際、これは意識していることであり、これ全部掛け合わせると、競合は圧倒的に減り、これに価値を感じてくれる人がいるとすれば、大きな強みになります。
税理士・士業といった話す仕事、普段行っていることが仕事に通じやすい仕事は、仕事内容だけではなく、仕事を提供するものがどういうパーソナリティーであるかということも、重要であると考えています。
案外、とても小さなこと。普段から周りをきれいにしている、毎日スムージー飲んでるといったようなことまで含めて掛け合わせてみても、ある程度強みを構築するものです。
編集後記
週末は、湘南トレーニングの大会前ラスト。
7月の末から始まって、11月末。あっという間です。
やったことは、こう感じることができますが、やらなかったことは流れてしまうので、やるかやらないか迷ったら、やるを選ぶべきということですね、