一日は24時間。誰にでも平等です。
したいことの総量に比べて、時間は常に足りないもの。
私も、したいことは山ほどあるのですが、時間は有限で、そううまくできません。
最近、自分が本当にやりたいことの優先度を高めるために、ちょっとした時間の使い方を取り入れています。
時間の切れ目と切れ目の、新しい時間のスタートは、直ちにしたいことに取り掛かるようにしました。
時間の切れ目のスタート
時間の切れ目のスタートとは、行動と行動の間。
たとえば、外から帰宅し、荷物を置いて、手洗いうがいをした、次の瞬間。
あるいは、帰宅後、お風呂に入って、出て、体をふいて髪を乾かして着替えた、次の瞬間。
ある行動を終え、次の行動に移ろうかとする、その瞬間をいいます。
これらの場合は、自宅に限っていますが、次の瞬間のスタートに何をするかが、時間を自分のものにすることができるかどうかの境目になると思うのです。
これを、さらに具体的に、実例に照らしてみます。
次の瞬間に、すぐ始める
たとえば、私は週刊定期購読雑誌として、AERAを毎週読んでいます。
週刊定期購読雑誌は、一週間に一冊届くので、気を抜いているとすぐに一週間が経ち、次の号が届いてしまう。
そのため、最新号は、日曜か月曜に届いた後、なるべく週の前半で読みたいのです。
よって、そうするためには、積極的に読むようにしなければなりません。
自宅に帰り、すぐにお風呂に入ったとしましょう。夕食をすでに食べているとすれば、風呂の後は、基本寝るだけです。
しかし、寝る前にAERAを読みたい。
したいことと、時間の関係が生じます。
ここでどうするかというと、風呂から出て、着替えたりした後の、時間の切れ目のスタートに、ただちにAERAを手に取って読み出します。
実は、以前は風呂から出たあとなど、時間の切れ目のスタートはには、ちょっと休憩を入れていました。
風呂から出たら、ちょっと座ってスマホ、ちょっとだけテレビ、といったような感じです。
ただ、スマホ、テレビは楽なので、少しその時間に浸ると、本来したかったことが面倒になり、結局スマホ、テレビの後、寝てしまうということが多々ありました。
ちょい休憩を入れて、スマホ、テレビに行くと、楽な時間に支配されてしまうのです。
そのため、スマホ、テレビが気になりつつも、すぐにAERAを手に取るようにします。
必要なスマホは、そのあと。
この、時間の切れ目のスタートに、すぐに大事なことにとりかかるのは、結構効果があります。
ごく簡単なようですが、案外威力があると思っています。
人の感覚は繊細。時間はシンプルにつくる。
時間の切れ目のスタートは、ひとつ終わって次と行くので、頭が一旦スッキリしています。
この状態で新しいひとつに取り掛かると、雑念なしで集中することができます。
今回例に挙げた、スマホやテレビは、明確な終わりを決めることが難しいので、自分でやめたと思ったとしても、それは物理的な終わり(風呂から出る。問題を解き終わる。という具体的な終わりのサインがない)ではないため、頭のスッキリ感がしません。
こうなると、なんとなくスマホや、なんとなくテレビの後は、切れ目のスタートにはならないように感じます。
だから、次になにかをしようとしても、いまいち集中出来ない。
以前、風呂上りなどに、ちょい休憩を入れて、その後はなんとなくかったるくて、読もうとした本を読むのはやめて寝てしまっていたのも、そのためだったのかもしれません。
有意義な時間を積極的に作り、使うため、行動と行動の切れ目の新しいスタートの時間に、直ちに大事なことにとりかかる。
簡単なことではありますが、やってみると、シンプルに時間が作れるはずです。
編集後記
昨日は、お台場にて行われた、駅伝に参加してきました。
ひとり5キロ×4。
駅伝は、一人ではなくチームなので、繋ぐプレッシャーと、遅れをとらないようにしないといけないという気持ちが生じて、結構スピードを上げてしまいました。
はじめ、周りに乗せられて、1キロ目をキロ4分半で突っ込んでしまい、その後はバテて大幅にペースを落としました。
これを期に、しっかり走りこもうと決めました・・・!