租税教室2日間、5コマ完了!小学生へ「税金」の授業をすることで得られたこと。


昨日は先週に続いて再び、小学校へ行って租税教室の授業を担当してきました。

租税教育の授業は12月~1月に行われるので、昨日の授業で今期は終了。

小学校2校・2日間ではありましたが、この経験で得られたことは大きすぎると思っています。

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準備から1日目・2日目までを振り返ってみる

1日目の授業は先週17日に行いました。

昨年12月の初旬に誘われて、少し迷いましたが、「話す仕事がしたい」と思っていたこと、税務署職員以外で出来るのは税理士だけだと思い、やることに。

やるにあたって事前に授業を見学に行き、講師用の資料も与えられたので、これらを参考にしながら自分なりに授業の内容と話の流れを練りました。

そして、1日目を終えた感想はすでに一つブログに書いてます。

租税教育講座への初挑戦で得られたもの。もっと「わからないをわかる」ように話すということ!

1日目を経て思ったこと・感じたことを踏まえて、うまくいかなかったことや失敗だったかもしれないと思う点を改善して、2日目に臨むべく再度準備をしました。

しかし、この準備で思いのほかつまづいてしまいました。

1日目でうまくいかなかった部分をすべて修正してうまくやろうとしたことによって、作りが複雑になってしまって全体のバランスがイマイチになってしまったのです。

それでも、何度も読み込んで想定すれば、なんとかなるかと思い、昨日は授業に臨みました。

1日目の授業は不安を抱えつつもなんとかやり過ごしたので良かったのですが、2日目は同じようにはいきませんでした。

昨日は全部で3コマ(45分×3コマ)やったのですが、1コマ目が教室に着くのが遅れてしまって、うまくクラスの雰囲気をつかめず。それに加えて全部をうまくやろうとしたシナリオをコントロールしきれずに話が詰まる・言葉が途切れる。

しかも、自分のその感覚が小学生にも伝ってしまうんですよね。

これではまずいな・・・と思い、2コマ目はゆっくり、1コマ目で話したややこしいパートは省きました。そこではまずまず・・・。

そして、3コマ目。さすがに3コマ目ともなると、力が抜けました。

3コマ目は自分のなかでの2・3の流れが生きていたので、用意した台本も見ずに、自己紹介を少し長めにとってみました。マラソンネタ・星野源ネタなどで少しつかんでみる。

それを踏まえて、本編へ。3コマ目は担任の先生にも話を振りつつ、先生から子どもたちに話を振ってもらうというアプローチもとり、昨日の一番うまくいったように感じました。

ただ、最後にアニメを見せるところで、機器が作動しなくて焦りましたが・・・。

ここまでこの1か月くらい前から昨日まで振り返ってみました。

浮き沈み(沈みが多いですけど)を体験しつつ、良い経験でした。

得られたこと・勉強になったこと

租税教室の授業をやることになってから、1日目・2日目という過程を経て、得られたこと勉強になったことはとても多いです。

まず、普段から税金の仕事はしていますが、授業で話すのは税制度や納税額の話ではなく、税のあり方や存在する意味など、税の基礎の基礎のような話です。このようなことは、税理士試験ではやらないし、仕事でもあまり関係がないので知らないこともあったのですが、授業の基礎テキストや資料を読むことで学んで知ることが出来ました。

これは仕事で話をするときにも使える話です。

また、小学生を相手に話をするということで、自分なり(あくまで自分なり)に、わかりやすく授業の内容を作ることで、人になにかを伝えるということを学ぶ機会でもありました。

そして、やはり大きいのは、自分で組み立てた授業でもって、実際に目の前にして話をすることが出来たというところでしょう。

実際に話をしてみて、自分はどういう話し方でいくのが良いのかというのが、ほんの少し分かった気がしましたし、それに加えて、ここぞというときに言いたい言葉が出ないこともあったので、言葉を学ぶことも必要かもしれません。(小学生相手ということで、言葉を選ぶ必要があったことも影響したかもしれませんが・・・)

1日目と2日目の間の内容の練り直しで、コントロールが付けにくくなっていた部分は、3コマやることでブラッシュアップされました。やはり実習に勝る経験はないということが分ったのも大きいです。

あとは、小学生との接し方ですね。実はこれは5コマ通しても全然わかりませんでした。

これは永遠の課題かもしれません。今後やることになったときに、自分の力量が上がれば付いてきてくれるのかもしれませんが・・・。

これらを総じて、得られたことは大きかったです。

アウトプットを前提としたインプットに意味がある

ここまで租税教室でやってきたことのまとめを書いてきましたが、なんだか堅苦しいので、さらに掘り下げて、この経験がどう効いているのかということについて少し考えてみます。

シンプルに思いついたのは、よくこのブログで言っている、「インプット・アウトプット」

授業という最高のアウトプットを前提としているため、そのための勉強であるインプットは物凄い意図をもって行うことが出来ました。ここで経験したアウトプットを前提としたインプットというやり方は、今後に行うセミナーにも活きてきそうです。

セミナーは基本的に何を伝えて、それによって相手がどういう恩恵を受けるのかという設定が大事になってくるもので、まさにアウトプットからのインプットを要求されます。

租税教室の経験を踏まえて、セミナー企画を練ってみるつもりです。

いろいろと書き連ねてみましたが、正直終わってほっとしています。1月は他にも同時並行でいろいろあったりしたので、ここにきてすべてが一挙に完了しそうで、少し気を抜けそうですね。(笑)

編集後記

昨日の授業3コマの威力か、今朝起きると頭が若干重かった気がしました。

風邪が流行っているということだったので、のどやられたかなと思ったけれど、案外大丈夫でした。

今朝は2月にネットに載せる原稿を一本書いて、事務仕事に徹していました。

もう2月。そろそろジム・ランを軌道に乗せます。


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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