先週、うちで飼っている猫の調子が悪くなるという一件がありました。
これまで目立った不調があったことはなく、初めてのこと。
結果的に、数日かけて回復はしましたが、この一連のことで気が付いたことがひとつ。
当たり前に続くように思えることも、ずっと続くわけではないんだな、と。
ちびの不調と、そして回復
2012年からうちで飼っていて、住んでいる猫のちび。
このブログではたびたび登場し、メインを張ったことも数回。
早起きして、起きてからの一仕事は猫とのふれあい。猫がいる暮らしは楽しい。
すでに5年以上の付き合いであり、いつもどんな時でもそこにいるし、いるのが当たり前だと思っていました。
ところが、先週の中ごろ、急に調子が悪くなりました。
ある朝から何度も戻してしまい、ぐったり。水も飲まないし、食事もとりません。
いつもは覇気のある顔つきも、なにやら虚ろな感じで横たわっていました。
これはまずいと思い、動物病院に連れて行って様子を見てもらうことに。
診療と検査をした結果、ある数値が低いということで、点滴を打ち、投薬。
そして、帰宅。
帰宅後も調子はあまり良くなく、いつもの居場所で寝ているだけ。
次の日も、同じ様子。さらに次の日も同じく。
さらに次の朝から、あまり水を飲まないことが気になったので、コップの水滴を手で口につけてやるようにしました。口に水がつくと、猫はなめるので、水が飲めると思って。
これが関係したか、病院での処置が効いてきたのか、その日の夜に回復の兆しが見えてきました。不調になってからは、こちらの様子を見に来ることはなかったけれど、その夜は自分から来てリビングで横たわっていました。
これは少し良くなってきた、と。
そして、次の日の朝にさらに良くなり、その翌日には回復しました。
木曜日の朝から不調になり、その日の夜に病院に行き、日曜の夜に少し良くなり、火曜日からいつもの本調子に戻りました。
正直、だめかもしれないなと思っていたこともあり、ほっとしました。
この一件で強く思ったのが、当たり前に続くように思えることも、ずっとは続かないんだなということなのでした。
これまで続いてきたことは、これからも続く気はする
うちの猫のちびの場合、やっていると近づいて様子をみてくることがあります。
掃除機をかけているとき。毛のコロコロをやっているとき。お湯を沸かしてティーパックでお茶を入れているとき、など。いくつか好きなアクションがあります。
だから、それをやるときは、いつも来ることを期待しながらやっています。
不調のさなか、正直だめかもなと思いつつ、そんなこともなくなるのかと考えたり。
これまで不調になったことがなかったので、これまでずっと続いてきたし、これからも続くもんだと思っていました。むしろ、そんなことすら考えてもなかったんですよね。続くとか、続かないとか。
そんなことを思うと同時に、感じたことがひとつ。
毎日、こうあることをありがたいと思っていかなくちゃいけないなと。
ずっと続くように思うことも、決してそうではなくて、どこかで終わるものだと気が付きました。
終わりがあると分かっているものには、向き合う
ずっと続くように思うことも、いつまでも続くものではないと考えながらやっていく。
これは同時に、終わりがあると分かっているものには、きちんと向き合うことが大事なんだと思います。
猫との毎日もそうだし、家族との暮らしもそう。
特に、小さい子どもとの日々、時間は有限で、毎日どんどん大きくなって成長していきます。
何でも世話していたと思えば、少しずつ出来ることが増えて来る。あれも、これも出来るようになり、驚きます。その分、自分の手を離れていく。
今はパパママが遊び相手でも、そのうち友達だけと遊ぶようになる。
おそらく、世話をしなくて済むようになったときや、遊ぶ必要がなくなったときに、急に寂しくなるんでしょうね。
多少なりとも言ってしまっている、「あとで~」「明日にしよう」ではなく、今向き合えるなら向き合うことが大事です。
日ベースで考えると、今日と明日は見た目には変わらないので、終わりなんてない様に見えます。ずっと続くようです。
でも、いろいろな物事は着実に進んでいて、区切りや終わるときは来ます。
ただ、そうは思っても、続く毎日で忘れてしまうので、たまに思い出しつつ、向き合うべきことに向き合い、たまに感謝したりする。
そうしていきたいなと思った一件でした。
編集後記
けさは、5時半起床。
一昨日、優待券をもらっていたジムに行ってスタジオプログラムに参加したからか、昨日は胸・腕周りが筋肉痛に。
それだけ使っていなかったということか・・・。