すでに日課となっている早起き。
早起きをすることの大部分は、やはり時間を作ることにあります。毎朝、数時間を稼いでいるわけですから。
一方で、違った観点もあります。
早起きは気持ちの余裕、心の平静を保つことにも意味があると思っています。
余裕で動く、早めに動けば焦らない
焦ったり、慌てたり、心が動揺するのはあまり好きではありません。
おそらく、好きだという人も珍しいでしょう。
そんなときは、正しい判断ができないし、落ち着いて行動することもできません。
その一方で、早めに行動したり、待ち合わせ場所に向かうときは、心の動揺はなく、余裕をもって行動することができます。
ぎりぎりではなく、早めに。
実は、早起きをしていることの目的として、余裕を持つ、心の平静を保つということがあります。
まだ誰も起きていない時間に起きるという余裕
たとえば、ある朝、5時に起きたとします。
5時に起きると、外の騒音はほとんどなく、静かな環境であることに気付きます。
なぜなら、この辺りで起きているのは自分を含め、限られた人数だからです。その分、出かけている人、始動している人は少ないわけです。
窓を開けて外を見回してみると、人影はなく、まだ誰も起きていないのではないかと思えるほどです。
早起きをすると、この妙な感覚を味わうことができます。
その日の勝負を分けるというか、朝一から余裕を感じることで、その日はイケる気がします。
早起きをして、世間に先駆けて動く
都内で働いていた頃は、早起きをしてタスクを済ませて、早い時間に外出して職場に向かうこともしていました。
朝7時に、開店するカフェに向かうためです。
出掛けるのは6時半頃だったでしょうか、その時間帯に外出したとしても、まだ人は少ないです。もちろん、電車も空いています。席が空いているか満席で、立っている人が数人いる程度であることが多かったです。
場所は、神保町。日中の時間帯は、人が多く、慌ただしく感じられます。
朝の早い時間では、人もまばら。車はありますが、そこまでうるさくはありません。
そんな、日中に落ち着きを得られない場所で、落ち着いて歩いていると、世間より一足先にいるような気分になります。
反対に、時間ぎりぎりまで寝ていて、自分のなかの最終便の電車に飛び乗り、心拍数が上がっている状態は、世間に置いて行かれたような感じがして、午前中の少しの時間、なぜか落ち着きません。
世間が動いていない時間に、早くも動いている。これも、時間の確保だけではない、早起きをすることで得られることです。
全般的に、余裕を持つとか、落ち着くとか、そういったことのためにも、早起きは活きてくると思っています。
そうした心境であれば、怒ることも少ないし、動揺することもぐっと減るように感じています。
心当たりがあれば、そのために早起きをしてみるのも良いかもしれないですね。
編集後記
けさは、5時半を少し過ぎての起床。
昨日の朝の雨と湿気で濡れて、疲れていたようです。
午後からは、カフェにて打ち合わせ。新しくお店を始める方と、税金・経理まわりについてのお話し。
工事中の店内も見せてもらい、説明を聞いていると、こちらも楽しみになってきました。