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これまでは払わなくても通用していたものを払わないと仕事ができない時代。払って収支がペイしなければ、その仕事は成り立たない仕事ということ。変えなければいけない。

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いま、色々なことが厳しくなり、うるさくなってきている時代です。良くいえば、それなりにちゃんとするようになった時代と言えます。

ただし、これを会社を経営するうえでの経費に当てはめると、とても世知辛い時代になっていると言わざるを得ません。

これまでは、払う必要がなかった経費でも、今はそれを払わないと仕事が出来なくなってきています。

かつては払わなくても良かったけれど、今は払わないと問題になる経費を払って、収支がペイ出来ないのだとしたら、その仕事は成り立たないのだと言えます。

かつてはいい加減だったことも、今はそうもいかない

今、何かとうるさい時代になってきています。

実際には問題のあることでも、かつては流されていたことも、今ではそうもいきません。

良い側面から見れば、ちゃんとするように厳格になってきた時代。

この流れは、会社の儲けを左右するようにもなってきています。

本来は、会社の仕事をしていくうえで、ちゃんと自己で負担して支払わなければいけないものでも、払わずに済んでいたことがありました。

それを払わなければ、収支がペイ出来ないから、払わなくても良いというのでは、通用しなくなりました。

たとえば、以下のような経費が、そうだったと言えます。

・従業員の残業代

・コインパーキング代

・社会保険への加入と社会保険料の支払い

こうした経費を払っていないことで、事業を回しているのだとしたら?

それでは、今後はやっていけないと思った方が良いでしょう。

従業員の残業代

言わずもなが、従業員の残業代はひとを使って法定労働時間外に働いてもらっていれば、払わなければいけない経費です。

まさに、今これを大っぴらにしらばっくれていたら、大問題になります。これは、中小企業、スモールビジネスでも同じことです。

利幅がとれていない、取引の交渉が不利であることのツケを、従業員の残業代をズルして払わないことで埋め合わせることが通用する時代はとっくに終わっています。

もし、これをやっているのであれば、しっかりと払うべきものは払うべきです。

コインパーキング代

コインパーキング代?

そう思われた方もいたかもしれません。

工事や建築系の仕事では、以前はトラックやバンは、現場の前に路上駐車していたこともありました。

ただ、今や、そうもいかない現状です。

近隣からは苦情がすぐに来ますし、下請けのひとり親方であれば、元請けからの不利な要請も強かったりするので、変なことが出来なくなっています。

その結果、最近多くなったコインパーキングには、トラックやバンが多く停まっています。満車になっていることも少なくありません。

かつては、路上に停めていたのが、パーキングで一日に2,000円ほどの支払いが必要になります。

30日動けば、60,000円。300日で、60万円。

ひとり親方であれば、決して小さな金額ではありません。

ただ、これも払わないと仕事にならなくなって来ています。

社会保険への加入と社会保険料の支払い

仕事を会社形態でやっているのであれば、社長と従業員、いずれも社会保険への加入が原則です。

かつては、会社であっても社会保険への加入をしていなくても問題がなかったのが、昨今はそうもいきません。

社会保険事務所から連絡があり、お尋ねがあり、無視をすれば訪問があり、数年さかのぼっての社会保険料を負担することになり・・・。

そんな時代です。

特に、従業員が何人かいるのであれば、未加入時にようやく利益が出ていたとしたら、加入後には赤字にならざるを得ません。

残業代の支払いと併せて、避けられない経費だといえます。

それを払って、収支がペイしないとはどういうことか?

かつては、払わなくてもどうにかなっていた経費でも、今はそれを払わないことが通用しないものがある時代になってきたことについて書いてきます。

残業代、パーキング代、社会保険料。いずれも、かなり身近なものです。

どの仕事にも、関係があるものといえます。

これまでは払わずにいたけれど、それを払わないとまずいからと思い払ったら、全然収支がペイしなくなったという話も聞きます。

もし、そうだとしたらどうすれば良いのか?

本来負担すべきものを負担するようになり、収支がペイ出来ずに赤字になるのであれば、今の利幅、事業の構造では、成り立たなくなっているといえます。

これまでから、変える必要があるということです。

赤字になるから払えない。潰れるから払えない。

それすら、もう言えなくなって来ています。

変えられるなら、変えてみる。

変えられないなら?

それも考えるべきだと言えます。


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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