今宵も、靴磨きナイト。
今週末だって、ちゃんとやりますよ。二回目です。
今日は、自動化やAIとかITで自動化できることについて、思ったことを少し。
※靴磨きナイトとは、週末にいつもする靴磨きをしながら考えたこと、思ったことを、なんとなく書くブログシリーズです。
自動化やAI・ITの無駄遣いって?
仕事の効率化、人件費の削減なども目的として、自動化やAI・ITを使ってシステム化していることが増えています。
そうしたシステムは、それが勝手に動いてくれることで、効率化や削減につながるものなんですよね。
ただ、よくあるシチュエーションでは、そのシステムが作動したときに、それをサポートする人が必要になることがあります。
たとえば、
「お店や役所の入り口にある、整理券発券機の係りの人」
というのが、あります。銀行にもありますね。
銀行に入っていって、発券機があったので近づくと・・・
「どういったご用件ですか?」
と聞かれるケースのあれです。
「あ、ああ・・・」と一瞬詰まってしまいます。
発券機の画面には、
・振込引き出しのかた
・新規口座をつくるかた
・その他のかた
みたいな感じで、用途別に選ぶことで、整理券が出て、自分が呼ばれるのを待つわけです。本来は。
ただし、実際は係りの人に自分の用事を伝えて、その人が用途を選んで画面を押して券をとり、渡してくれます。
こういうのを、概して「自動化の無駄遣い」とか、言われていたりします。
これがAIにシステムなら、AIの無駄遣いと言われるのでしょう。
ある役所では、発券機の横に台とイスを設け、完全にそれ専門の係りの人がいました。入り口付近で寒いので、足元にヒーターがあったので、それ専門の係りが設けられているということなのでしょう。
果たして、こうした無駄遣いと言われること、無駄なのか?
はじめは仕方ないのだが、そのうち係りはやめていけば良いのでは?
無駄遣いと言われれば、そりゃ無駄遣いなのでしょう。
あるいは、サービスといえばサービスなのかもしれません。
しかし、多くはまぁそれで回っているから、それでいーやということで、そのままになっているケースがほとんどなのではないでしょうか。
うまくいっているから、それをスタンダードでやってきましょう。的な。
しかし、それでは本来の目的からは逸れてしまっています。係りをやめて発券機を設けたのに、結果的に係りの人は必要なまま。うむうむ。
これに関して、靴を磨きながら思ったことは、
システムを導入したばかりのときは、まずこれまでの感じで来店した人に周知も兼ねて、係りの人を設けて、説明しつつ対応する。
そのしばらくの期間が過ぎたら、そのあとは思い切って、係りの人はやめてみる。
おそらく、そうすることで、「なんだかよく分からん」という人は出てくるのだけれど、当面は対処してみる。
不便だと言われもするかもしれないけれど、しばらくは耐える。
あくまで、システムでいくことを前提に、聞かれたらサポートするようにしてみる。
そうすれば、いいんじゃないかって。
ただ、システムには不備があるかもしれないから、サポートが必要な人にはしっかりサポートをすることは必要なのかもしれませんが。
だから、当初の無駄遣いはいいんじゃない?
だから、システムを導入した当初は、いきなりシステムだけで行こうとはしないで、サポートありにする。
そのうち、だいたい周知できて、いけそうな感じになってきたら、システムだけにする。
先日、ある税務署に行った際にも、発券システムが導入されていました。
税務署の場合、もともと案内の係りはいなかったので、発見の係りは新規で設けられていました。
それを見たのと、最近よく自動化などの無駄遣いの話は聞くので、ちょっと考えてみました。
ITの無駄遣いといえば、Excelで表を作るのは良いけれど、データを紙で印刷して送ることが有名です。
それをデータだけで送るのがどうしてもダメなら、たとえば最初は紙と同時並行で、とても短い期間だけやってみるとか。
これも、絶対に紙+データでずっとは続けない。もちろん、紙だけの運用も無駄遣いですがね。
効率化・削減とか、自動化とか、IT化やAI化はこれから、より多くなるでしょう。
それが無駄遣いとならないようにするにはどうすれば良いのか、少し考えてみました。
おっと、靴磨き終わりました。
ではまた。
編集後記(きのうの野田)
靴磨きナイト。短くて週一、そうでなくも週二で書いていく予定です。
何の前触れもなく、単に思ったことを書くのは難しいので、タイトルものが役に立ってます。
きのうは、ゆっくり過ごし、ひとりで夕飯の買い物に出かけたりなど。