冬の始まり11月から、翌年の春頃まではマラソンシーズン。
この時期はマラソンのニュースも多く、楽しそうに走っているのを見たり、イベントの様子を見たりしていると、「あ、マラソン走ってみたいな」と思うこともあるはず。
マラソンを走りたいなら、まずは走ることを始めなければならないわけですが、走ろうと思うと現れる壁があります。
走らせまいとする壁です。
マラソンを走らせまいとする壁
マラソンを走るのであれば、まずは走ることを始め、練習をしてから本番に臨むのが良いでしょう。
ホノルルマラソンや東京マラソンの情報を見てると、練習全くなし、ぶっつけ本番という人もいますが、やはり長い距離を走る(あるいはゆっくりでも移動する)のであれば、ある程度走っておくべきところ。
そして、いざ走り始めようと思ったとき、走らせまいとする壁にぶち当たって、走り始められないということがあります。
その壁は大きく2つ。たまに聞く話であり、私も壁を感じていました。
・どうやって走り始めたら良いか分からない
・走ることが恥ずかしいと思ってしまう
これらの壁は、案外と簡単に超えられるものです。
どうやって走り始めたら良いか分からない壁
まずは、どうやって走り始めたら良いか分からないという壁があります。
この問いは、客観的に見れば「別に、近所走ればいいじゃん、簡単じゃん」と思うところですが、実際に走り始めようとして、この壁を感じた場合には、そう簡単でないところがあります。
何を着て走れば良いのか?
走るといってもどう走れば良いのか?
という問題です。
何を着て走れば良いのかという点は、最近走っている人の多くはマラソンタイツをはいて、カッコいいウィンドブレーカーを着ていたりするもので、まずはそれらをどう揃えれば良いのか?そして、そもそもそういう格好で走るのが正しいと思ってしまうということがあります。
しかしながら、この点については、まずは何でもオーケー。
当たり前なことですが、何を着て走っても良く、自宅にジャージがあればそれで走れば良いわけです。私が最初に走り始めたときは、なぜかナイキの上下ジャージ(紺色、シブい)を買って、シューズを買って、それで走っていました。インナーは半袖Tシャツ着ていました。構わなければそれでもオーケーです。
しかし、それではちょっと・・・と思われる場合もあるでしょう。もっと格好つけたり、かわいくしたい。
そういう場合は、まずはスポーツショップに行ってみましょう。行ってみれば、マネキンが着ているものや、ランニング関連のチラシもあり、コーディネートがなんとなく分かります。よく分からなければ、どういうものを着たら良いか、お店の人に聞いてみるのもアリです。
私が個人的にオススメするのは、THE NORTH FACEのウェア。結構機能的でデザインもグーです。
そうして、ウェア(靴下含めて)、シューズを一式そろえてしまえば、準備は万善。
そして、次はどう走るか?特に走ることに不安がなければ、しっかりストレッチをしたうえで、まずは近所を1キロくらいジョグで走ってみる。最初は3キロくらいでしんどいです。慣れてきたら、徐々に伸ばすような感じで良いでしょう。
いきなり走るのが不安なら、最初は散歩程度でも良いでしょう。頃合いを見てジョグを入れてみるという感じです。
頭で考えていると、どうやれば良いか進みませんが、店に行って揃えてみる、まずは10分でも軽く走ってみると思えば簡単に思えます。一度スタートしてしまえば、後はスムーズです。
走ることが恥ずかしいと思ってしまう壁
もうひとつの壁が、なぜか走ることが恥ずかしいというもの。
私が走り始めたときは、体重が増えてきたかな?ということもあったので、走っているのを見られることで、「お、ダイエットやってんな?」と思われるのが恥ずかしかった記憶があります。
あとは、まぁ若いこともあったので、日中走っていて、頑張っていると思われるのが恥ずかしいという、実に意味のない感情がありました。
この、走っているのを見られるのが恥ずかしいというのは、少なからぬ人が感じる壁ではないか?と思っています。あるいは私だけか・・・?
この壁は、今思えば簡単に超えられます。
その理由は、
・自分が走っているのを誰も見ていない、気にしていない
・自分は走っているので、誰かとすれ違っても数秒のこと
この2つで簡単に片づけられます。
走ってるのを見られていると自分が思うほど、歩く人はこっちを気にしていません。気にしたとしても、「あ、走ってるね」というほど。特に、最近は走っている人も多いので、よりその傾向はあるでしょう。まわりは気にしなくてもオーケーです。
さらに、自分は走っているので、すれ違う人、追い越す人ともに、近接するのはほんの数秒です。気にする暇すらないかもしれません。
この恥ずかしいと思う壁は、最初の何回目かのランまでは思うかもしれませんが、回を重ねるとどうでも良くなってきます。慣れもありますね。今ではどうでも良くなり、普通に駅前の広場を走っても余裕になってきました。
私の場合、そういうこともあってか、走るとき、最初は夜だけにしていました。最初恥ずかしいのなら夜も良いでしょうが、夜は夜で暗いし危ないので注意が必要です。出来れば、構わずに朝走ってしまいましょう。
この壁は、もしかしたら私だけかもしれませんが、案外見られてないということと、慣れでいけます。気にしているのであれば、大丈夫です。
壁を越えて走りに出よう
こうして、走る前にぶつかる壁を超えたら、無事走り出せます。
近所で始められれば、皇居ランをすることもできます。大会にもエントリーできます。
そして、旅先でも朝、見知らぬ土地を走って巡ることもできます。
走ること、それだけで広がる世界は結構大きいです。
私が感じていたような、実は簡単な壁を感じているのなら、提案したような方法でサクッと乗り越えて、走り出しましょう。
編集後記
今週のブログは5回中4回マラソン・走るネタ。
さすがにしつこいかな?とは思いつつもアリかなと思い、書いて上げました。
来週から、また色々書きます。