ネット、スマホが当たり前になり、ひとりで何でもできるようになり、ひとりでいても平気でいられるような環境になって来ています。
ただ、ひとりには限界もあり、自分の価値観だけですべてやり過ごすのは容易ではありません。
視野が狭くなると、いろいろと都合が悪いことも多いです。
こんな今だからこそ、視野は広く持とう、と思うのです。
スマホではなく景色を見て、視野を広げよう
スマホを見ながら歩いている人は多いです。私も以前、やってしまっていました。
まず、事故やケガ防止のためにも、やるべきことではないのが前提です。
しかし、ここでは違う視点から。
以前から、歩きながらスマホを見ることは極力やめようと決めています。
その理由は、視野が狭くなるから。
というのも、スマホを持ち始めてから、圧倒的に周りの景色を見ることが減ってしまっていました。歩きながら見てれば歩く景色・信号待ちで止まって見てればそこでの景色、どちらも見ずに過ぎていきます。
これを続けると、どうしても見る角度が小さくなり、視野も狭くなります。手元と近く数十センチだけが、視界となってしまいます。
あるとき、このことに気付き、スマホは見ないことにしています。その代り、周りの景色を見るようにしています。歩いて気になった景色は、後日カメラで撮りに行ったりできますしね。ネタも視野も広がります。
こうして、普段から視野を広げて、大きいものを見ていると、自然と気持ちにも余裕が出て、何かを決める、判断するというときにも、多角的に物事を考えることにもつながると思うのです。
視野を広げることで余裕を持ち、多角的にものを考える
普段から手元のスマホだけを見ているのではなく、視覚的にまわりを見ていると、視野が広がります。いろいろなものを見て、感じて、思います。
広い景色を見ることが、多くの気付きを与えてくれるので、精神的にも視野は広くなり、気持ちにも余裕、ゆとりを与えてくれます。
普段から視野を広く持つようにしていると、物事を考えるときも多角的になり、いろいろなアイデアや思考が浮かんでくるようになると思うのです。
一方、視野が狭いと、自分が今ここで知っていること、現判断のみがすべてと考えてしまって、壁にぶち当たってしまうこともあるかもしれません。
視野が広ければ、自分を客観的に見ることもできるので、今自分が持っているアイデア・思考のみならず、
「誰々だったら、どう考えるだろうか」
「違う立場・条件を少し変えるとどうだろうか」
といった、違う視点での見方も出来るようになります。
視野は広く持っておき、多角的にものごとをとらえることで、切り抜けられることも多いです。
スマホ・ネットで、ひとりの時間、ひとりの世界が増えてきたなかで、視野が狭くなり、気持ちに余裕がないケースは増えているのかもしれません。
問題に直面したとき、壁にぶち当たったときに、どうしていいか分からず立ち止まってしまうなら、歩くときのスマホをやめてみることから始めて見るのもアリかもしれません。
事故防止にもなるし、視野は広がります。
うまくいく人・できる人は、視野が広い
実際、視野が広いと、狭い場合に比べて、いろいろと都合が良いことも多いです。
物事の判断や、考えるときのベースがたっぷりあるのだから、当然といえば当然です。
結構何でもうまくいく人、できる人というのがいますが、そういう方は視野が広いという方が多いです。
うまくいっている知人数人を見ても、視野は広いし、人との付き合いも積極的で、知識の収集も定期的に行っていて、広く物事をとらえているという方が多いように感じます。
そういう方とは、付き合っているなかで、ものの見方、スケールを感じます。
うまくいっているように見える人も、問題には直面するし、壁にぶち当たります。ただ、そこからの軌道修正が高速なのでしょう。自分で考えられれば直ちに対処し、どうもならないなら、誰か、何かを頼るということも厭わないことで、すぐに解決、次に行く。
「どうしよう、どうすることもできない・・・」と、立ち尽くしていることがないから、いつもうまくいっているように見えるのかもしれません。
私としては、視野を広く持つことで気持ちに余裕が出てきているようですが、まだまだ広げていきたいところです。
視野が狭くなっているかな、ひとりの時間が多いかなと思えば、スマホは必要以上に見ずに、まずはいつもの景色を見る。
いつもの行動から広く景色を見るようにしていれば、視野も広がり、考え方にもゆとりが出てきます。結果、広い視野で多くのことに対処できるようになるはず。
広い行動から広い思考にアタックしていきましょう。
編集後記
昨日は自転車移動ながら、天気はセーフ。
この時期、天気が不安定なので、雨とスレスレということも結構あります。
判断をミスると大雨くらいますしね・・・。