仕事をしていると、さまざまなタイプの仕事に出くわします。
簡単な仕事・難しい仕事・ルーチンな仕事・イレギュラーな仕事などなど、それぞれ自分のなかで区分けをしながら、仕事を判断し、期日の問題がクリア出来ているのであれば、そのなかで仕事を自分なりに前後させながら進行させることかと思います。
さまざまなタイプの仕事があるなかで、仕事に対する自分なりの感情というものが出てきてしまうことがあります。難しい・ややこしい・面倒だ・・・など、仕事に対して気後れしてしまうワードですね。まれにこういう感覚を持つことはあるでしょう。
こういった、難しい・ややこしい・面倒だなと思う仕事をどう片づけていくか。
これに関してはマインドが大きな要素を占めていると思うのです。
手が出ない仕事は放置するほどハードル値が上がる
ある仕事。
それは書類を処理する仕事かもしれないし、
誰かに連絡をとる仕事かもしれないし、
新しい企画を練る仕事かもしれないし、
アポなし訪問かもしれない。
いずれも、あまり気乗りしないなぁ、大変そう、難しそう・・・などハードルが高い仕事かもしれません。
しかし、どの仕事も結局やることは決まっていて、いつかはやらなくてはならない。そういう仕事ってあると思います。
それに対して、「うーん・・・」となんとなく期日がまだあれば先延ばしして、その仕事のことをアレコレと考えてしまう。そして、考えれば考えるほど、手が出しにくくなる。
こうやって、手は出さないのにアレコレ考えると、その仕事がどんどん難しく・大変になってくるような気がしてしまうんですよね。
そういった仕事は放置することで、勝手にハードルが上がってしまうわけです。
本当は、こういうことは勿体ないことといえます。
勝手にハードルは上がるし、無意味にアレコレ考えればいつでもそんなことばかり考えてしまうからストレスにもなる。
こうやってハードル値を上げるのはやめておいた方が良いでしょう。
手が出なくなりそうと思ったら、すぐに手を出す!
なかなか手を出さずにアレコレ考えていた仕事も、期日が迫り「しゃあない!」と思い渋々取り掛かる段階というのはいずれは来るものです。
そういうとき、その仕事がよほどのインパクトがある場合を除けば、思っていたより案外すんなりいくことも多いです。すんなりとは行かなくても、思っていたよりは楽だったかもと思うこともあるものです。
実際のその仕事の難しさ・ややこしさや面倒なレベルは、いざ取り掛かってみなければわからないのです。
また、数日後に対応するのが難しいクライアントとやりとりするという事が決まっているとして、何日もその日のことを考えていると、そこでもまたアレコレ考え悩んでしまうものですが、それもいざ明日という段階になると、案外腹が座って、これまで思っていたほど重荷に感じなくなることもあります。「どうせやるんだからアレコレ考えても仕方がない」という開き直りにも似た感覚が、そうさせるのかもしれません。
このように、いざやる段階・やる直前・実際にやってみることで、アレコレ考えるゾーンへ突入せずに、即ターボが効く。
もし、考えてしまっても、考えるのはその場でやめて手を出してみる。
以前に、この記事で大宮エリーさんのエッセイを取り上げましたが、そこでもそれにも似たエピソードがありました。
体感できる仕事術!?大宮エリー「なんとか生きてますッ2」を今さら取り上げてみる!
自分のなかでハードルが上がってしまっている仕事は、いざやってみるとそうでもないこともあるというものです。
やってみてもダメならそれはそれで、また考えれば良いんだと思います。
やる前に考えるのはやめて、今できるならすぐにやってみることです。
どんな仕事もやってみれば1%ずつでも進む
自分のなかでハードルが上がってしまった仕事も、いざ手を出して始めてみる。
それはもしかしたら思った通りのウェイトのある仕事かもしれないし、あるいは案外軽い仕事ということもあるかもしれません。
仮に、思ったようにウェイトが重くても、すでに手を出しているのであれば、全体を100%と考えて手を出して進めてみれば、1%ずつ、1%ずつ、進んでいくはずです。それは100回で100%になります。もし、一回が0.5%なら、200回で100%です。
歩くように一歩一歩進めば終わりは見えてくるはずです。
難しい・ややこしい・面倒な仕事も、手を出してやってみる。手を出せば1パーセントの力でゴールに近づく。
こう考えれば気が楽になることもあるかもしれません。
編集後記
29日にハーフを走り、30・31・1・2は休養にしました。
明日3日から10日間チャレンジです・・・。
とはいえ、フル前に変なことも出来ないので、実際は一週間チャレンジか・・・。
ファイト!