文章を書くときに気を付けていることは、書き始めたら途中で止まって考えたりせず、ひとまず、一通り最後まで書き切ります。
この方法が一番シンプルで、楽なやり方だと自負しているからです。
書く仕事があるなら、自分なりの書き方はあったほうがいい
ここ最近で、書く仕事をいただける機会がたびたびありました。
2019年は、会計人コースという中央経済社から刊行されている税理士受験生向けの雑誌に二回。
2020年はこれまでに会計人コースの執筆を一回依頼いただき発売されたものがひとつ。また、大宮法人会からの寄稿依頼があり、そちらも春ごろに発刊されました。
そして今、ある記事執筆をしている最中です。
こうして、いくつかいただいている記事執筆とは別に、しばらく書いていなかったブログを再び書き始めています。
いただく仕事も、自分でブログに書くのも、どちらも立派なかく仕事だと思ってやっています。
こうして書く仕事をやっていると、
「書くコツとかあるの?」
と聞かれることがあります。
これについては、こうして文章を書く仕事をすることが多いなら、やはり自分なりの書き方というのは持っておいた方が良いと考えています。
書くのは、やはりそれなりにタフではあると思っています。
それを乗り切るためにやっているのが、
「まずは一気に書く」
という方法です。
文章は一気に書く
これまでブログや記事執筆にて、最少は1000字程度から、最大で7000字程度まで書いてきました。直近で書いた会計人コースの自宅学習に関しての記事は、依頼があり、7000字を超えました。
書籍執筆については経験がありません。
この、1000字~7000字でひとつの記事、あるいは全体でそれ以上書く必要がある場合も項目ごとに数千字書くのであれば、頭から最後まで一気に書くという方法を採ります。
そうです。文章は一気に書きます。
あるテーマで書くとき、書き進めるなかでアレコレ考えが出てきます。
「あ、いま書いているところ、はじめの方に書いたことと内容被ってるかも」
「この書き方だと、まわりくどいかも」
など。途中で訂正を加えたくなるんですよね。
このとき、そう思ったとしても、訂正はしません。
ひとまず、最後まで一気に進みます。
途中で、なんだかおかしくても、そのままいきます。
一気に。とはいっても、途中でトイレや食事はしますし、別の仕事や用事があれば、一時中断はしています。
あくまで、戻らない・訂正しにいかない、ということです。
それなりに書き進め、最後までいったら、見返して訂正や書き直しをします。
そのつど訂正していたら、書き終わらない
文章は一気に書いて、訂正はあとで。
この方法を採ることで、文章を書けています。
というのも、書いている途中で、そのつど気になるところを直していたら、いつまで経っても書き終わらないんですよね。
とくに、配慮が必要な話や、少し難しい内容になると、細かいところが気になりますし、言い回しや話の展開も気になります。
それらすべて、明らかに何かがおかしいと思わない限り、気になっても、そのまま突き進みます。
まずは、書き終える。
これで良いと思ってやっています。
もし、あとで全部おかしいと思えば、そのとき書き直せばよく、実際に全部書き直しをすることもあります。
文章をどう書けば良いか分からないとか、これから書くにあたってどうやれば分からないのであれば、頭から最後まで一気に書く方法をおすすめしています。
まとめ
文章をどう書くかということを書こうと思ったのは、ここ最近執筆の機会を多くいただいていたことがあったと共に、いま文章を書くことに対してモチベーションが高いということもあります。
何やら、いろいろ書きたくなっています。
ブログは、2016年から始めて平日毎日更新で二年半。そのあと少し休んで毎日更新を半年ほど。その後はちらほら書いています。
ここ最近で、また数日おきに書く形で、書き始めています。
これは単純に、いろいろ書きたくなっていることが理由になっています。
こういう気持ちがあるなかで、自分なりの書き方を再確認しようという意図もあり、この話を書いてみました。