以前、仕事はいかに「こなさない」でやるかが大切だという記事をあげました。
仕事のスタンスとしては、やはり「こなさない」ことが大事になってくるものです。
しかし、要領をおさえていれば、あるポイントでは仕事を「こなして」やるのもアリの場合があります。
仕事にはリズムがある
仕事にはリズムがあります。
朝、会社に着いてデスクに着き、その瞬間に直ちに仕事にとりかかり、いきなり「0→100」で加速して、仕事をするというのはなかなか難しいものです。
これは人によりますが、通常はデスクに着いて仕事内容を確認し、準備して、場合によってはコーヒーを飲みながら仕事の順序を考えて、決めて、ようやく仕事にとりかかるという場合もあるかもしれません。
いきなり仕事にとりかかろうにも、体がついていきませんし、そもそも頭も付いていけません。
仕事にはリズム・助走が必要となってきます。
うまくリズムを作ったうえで、その流れに乗ってスムーズに仕事に取り掛かりたいところです。
そのリズムを作るために、こなし仕事をあえてこなしてみる。
こなし仕事のこなし方
仕事の中でもあまり気が進まないし面倒な側面もある仕事。例えば事務仕事やデスク周りの片付け、備品の補充などなど。仕事の成果や業績にはダイレクトには影響しない仕事があるはずです。
ただ、こういった仕事は、直接的な意味はないとしても、やらないわけにはいかず、やらないでいればそのうちに困ることになることも多いです。
こういった仕事を、あえて、こなすようにこなしてみる。
こなすというだけあって、よく頭を使わない仕事の方が良いかもしれませんね。
デスクに着いたその次の瞬間から、サクサクッとできる仕事を「こなして」みましょう。こなしているうちに、仕事のリズムが出てきます。
こなし仕事をこなしているうちに流れが出来て、こなさないでやるべき仕事へと、うまく繋げることが出来ます。
もちろん、こなし仕事の後の「こなさない」仕事は、「こなさない」姿勢で、「こなさずに」やるわけで、リズムを作って「こなさない」で仕事に没頭したいところです。
こなし仕事をこなして、仕事に加速をつけましょう。
「0→100」での仕事加速は難しい
冒頭でもありましたが、デスクに着いて直ちに「0→100」で仕事に加速を付けるのは難しいものです。
以前に、以下の時間術の本を読んでいたときに、自分の時間を作って勉強する場合には、いかに机に座ってから取り掛かるまでの時間を短くするか、ということが問われていました。
確かに、税理士試験や社労士試験の受験を通して、机に着いてから問題やテキストにとりかかるまでの時間があったことは自覚しています。
自分で始めた勉強とはいえ、少し気が進まないときには、机に着いてもなかなか勉強に取り掛かれませんでしたね・・・。
仕事に関しても、すぐに頭と体がついていかないという側面に加えて、少しながらも気が進まないという側面が加わって、ただちに加速を付けにくくなっているのかもしれません。
デスク着から仕事まで直ちにできる方はもちろんその方が良く、そのスタイルで仕事を続けていくべきでしょう。
私を含め、加速を付けにくいという場合は、こなし仕事で加速を付けたうえで、その後の「こなさない」仕事に没頭していくのが策のひとつかもしれませんね。
ただ、このブログ書きは、書き始めからターボきかせています。
時間はけっこうかかってますが・・・!
編集後記
今週は仕事もそこそこ、セミナー準備などもあり、いろいろ考えることが多くなっているせいか、頭がいつもより稼働している感じがしています・・・。
いつもそうなら良いのですが、これもリズムを作って速度をつかんでいきたいです・・・!