原則と例外。
所得税や法人税、相続税をはじめとした税金の法律では、原則と例外という言葉が多く出てきます。
原則があるならば、例外は必ずある。税理士の頭では、そう考えてしまいます。
ただし、一般的日常的には、原則と例外はそこまでキッカリしていなかったりします。
そこで税理士は迷っていたりします。私だけかもしれませんが・・・。
国税庁ホームページ
原則と例外。税理士的にはうるさい。
税理士の仕事をしていると、よく出てきます。
原則と例外。
原則とは、物事の本来のルールです。
例外は、本来のルールとは別の、また認められているルール。
税理士が良く見ている税金の法律には、原則と例外という言葉が多くでてきます。
たとえば、源泉所得税の納付方法にも出てきます。
原則として、会社が給料から天引きする源泉所得税は、支払日の翌月10日までに納めることになっています。
しかし、例外として、10人未満の会社は6カ月ごとに納めることでも良いとされています。
こういった、原則と例外が多い、税法。
これを日々見ていると、原則があれば例外があって当然と思えてきます。
しかし、日常的にはどうか?そうでもなかったりします。
日常的に、原則は言葉遣いとして使うこともある
原則は本筋、例外は枠外だけど認められるという意図でいると、意外と日常的には面食らうことが多いです。
原則と例外という意味では使われていなかったりします。
たとえば、昨年の夏に良く行ったさいたま市のプール。
年長の長女と何度か行ったのですが、あるゾーンに子どもと入ったら注意されてしまいました。
そのゾーンには、原則として小学生以上が入れると小さな看板がありました。
そこで、いつもの原則と例外が頭をよぎります。
「原則ということは、大人が付いていれば例外で入れるということか・・・」、と。
見てみると、見た感じ年長くらいの子供が大人と入っているのが何組かいました。
そこで、入って練習することに。
すると、数分後に監視員のおじさんが来ます。
「小学生ですか?」と。
「いや、年長です」
「小学生以上ですよ、ここ」
「看板に、原則として小学生と書いてあったのですが、大人が付いていれば例外的に入れるってことでは?」
結局、原則的に小学生以上というそのゾーン。例外はなかったようでした。
結果、そういうことかという訳で、ルールなので出ることに。他の同じくらいの子は、ぎりぎり小学生だったようでした。
こんな感じで、原則という言葉を「決まりです」という意味で使っている場合が、日常的には結構多かったりします。
あるいは、言葉遣いとして使っていたり。
これがあると、迷います。
それからは、いろいろ聞いてから行動することにしました。
原則と例外、迷うぜ
仕事上では、原則があれば、例外があります。
原則と例外がある場合は、原則と例外のいずれも合法なんですよね。どっちを使ってもOK。
ただ、日常的には原則だけしかなくて、原則と言うのは「ルールよ」という言葉遣い的に使っていたりします。
原則と例外。迷うぜ!
編集後記(きのうの野田)
きのうは、久しぶりに散髪へ。
最近同じアレンジだったので、少し変えてみました。
さて、これからやる朝の髪のセット。うまくいくかどうか・・・。