仕事の受付は、ネット上の問い合わせフォームでしています。
リアルな場で会ったことがある場合を除いては、問い合わせフォームから依頼をいただきます。
実際のところ、問い合わせフォームから仕事を受けることは可能です。
ただ、立て続けにくるものではありません。簡単ではないです。
問い合わせフォームで仕事を受けるなりの葛藤、勘違い、フォームのお化けとの遭遇?がありました。
問い合わせフォームで、仕事を受けるということ
仕事の依頼は、
・ホームページ
・ブログ
の仕事のメニューページの、フォームから受けています。
私が使っているのは、Googleの、Googleフォームです。
Googleフォームは、Googleアカウントがあれば簡単に作ることができます。特に経費はかからず、無料で、仕事のメニューにそれぞれのフォームを設けて、依頼が出来るようにしています。
こうしてネット上のフォームを使って仕事の受付をするメリットは、そこに自分が待機していなくても、電話が来るのを待ってなくても、受付をすることができることにあります。
税務顧問なら税務顧問、スポット税務相談ならスポット税務相談の、それぞれのフォームを作ることで、必要事項にチェックし、簡単な文章を書くだけで、申し込みが完了します。
とくに、私のようにひとりで仕事をするフリーランス、ひとり社長であるならば、より重宝されます。
ひとりで仕事をするということは、何でも自分でやらなければいけないからです。
自分がそこにいなくても、動いてくれる何かがある。それは強いです。
ただ、問い合わせフォームで仕事を受けるというのは、少し前からある方法ではありますが、まだ大衆的であるかといえばそうではないかもしれません。
実際、問い合わせフォームで仕事を受けることは出来るのか?そんなことが聞こえてきます。
問い合わせフォームから、仕事を受けることは出来る。ただ・・・
問い合わせフォームを使って、仕事を受けることは出来ます。
実際、そうして仕事の依頼を受けています。
↑は、スポット税務相談という仕事の依頼フォームです。
流れとしては、
・依頼者の方がホームページやブログを見てくれます。
・仕事のメニューから目ぼしいものを見つける
・仕事の依頼フォームに必要事項を記載して、お申込み
・フォーム送信がメールでこちらに来ます
・確認して、連絡して、受け付けます。
そんな、流れです。
ある程度、ホームページやブログを見てもらうことが出来れば、見てくれた人から依頼を受けることができるというわけです。
もちろん、提供することと依頼したい側双方の需給がマッチしてですが。
ただ、独立したてのタイミング、そしてそれからしばらくは、アクセスも少なく、提供できることを示す力が曖昧なので、まったくと言っていいほど、問い合わせ、仕事の依頼はありません。もう、ゼロです。
その間、問い合わせフォームのお化けに取りつかれていました。
「来るかな?来たかな?・・・来ないか・・・」と。
問い合わせフォームのお化け。仕事は待てば来ない。
問い合わせフォームからの仕事を待つのは辛いです。
何故かというと、仕事を申し込みたいと思った人しか、フォームから連絡をしてこないからです。
実際のところ、独立して半年以上、まともな問い合わせや申し込みはゼロでした。
そこで、何の動きもない期間、問い合わせフォームのお化けにやられます。
要は、フォームに動きがないか、頻繁に見てしまうのです。
「何か来てるかもよ~」と呼びかけられた気がします。
ホームページを作って、フォームを設置します。そこからスタート。おそらく、一時間に一回はメールを見ていたかもしれません。
仕事が来るか?来ないか?あぁ、来てないな。と。
たまに来たかと思えば、営業の連絡です。仕事の連絡ではありません。
おそらくですが、私の場合よほど何も来なかったです。普通の来ないレベルではないほどに。
よく、一年経ってようやく軌道に・・・とか聞きますが、そんなに順調ではなかったです。相当、ぶっ飛ばされました。
ネットに、リアルにと、いろいろ打ってはいましたが、結局仕事は問い合わせフォームから来たものだけでした。
自分なりに、ようやく軌道に乗って来たのは、一年以上経ってからのことです。
問い合わせフォームのお化けにそそのかされてメールをチェックするも、いつも何も来ていませんでした。
これに、いかに耐えるかというところが、問い合わせフォームから仕事を受けるためには必要な要素と言えるのかもしれません。
問い合わせフォームで仕事を待つ中で、ある程度、どういう感じでフォームから仕事が来るか、分かってきました。
夜に来ることはない。待っていて来ることはない。
ブログやホームページを設置して、特に当初は、ほとんど動きがないことが多いです。
ある程度実績がつくか、うまく流れにのった場合には、いつでも依頼があるのかもしれませんが、やはり基本的にはそうもいきません。
ぶっ飛ばされることもあるでしょう。
特に当初、フォームから仕事を待っていて、淡い期待を抱きました。
淡い期待にありがちな、あることは、ほぼゼロといえます。
・夜寝て、朝起きたら依頼が来てる!→それはない
・待っていたら、来た!→来てない
こんな状態です。
夜寝て、朝起きたら依頼が来てる
実は、当初とくに考えていたのが、これでした。
夜寝て、「朝起きたら何かの依頼や申し込みが来ているといいなぁ」と思っていました。
だから、馬鹿なんですが、朝起きて、スマホでメールを見るのに少しドキドキしてましたね。
まるで、高校のときにクラスの女子とメアド交換して、夜メールしてて途中で返って来なくて自分が先に寝たとき、朝起きてメールが返って来てるかもしれないと思う、あの馬鹿さ加減と同じく・・・。
あのとき、起きてから携帯を見ても女子からメールは返って来てなくて話は流れていたし、フォームからの仕事の依頼も来ていませんでした。
夜には、来ないんです。基本的に。
独立当初、設置当初はとくにやりがちなので、気を付けましょう。
あるいは、私だけかもしれませんが・・・。
待っていても、来ない
夜は寝るので、朝まで確認しませんが、日中はそれこそ一時間に一度くらいの頻度で仕事の依頼がフォームから来ているんじゃないかって、確認していました。
ただ、そうしていたって来ないんですよね。
だいたい、依頼が来るときというのは、来ると思っていないときだったりします。
しばらく仕事に集中していて、連絡を見ていない。
セミナーに参加していて、見れなかった。
来ると思っていなくて、確認していない。
そんなときです。
だいたい、待ち人来ず。それが人生であって、特に私の場合は顕著だったかもしれません。
待っているときは、来ないと思っていた方が良いでしょう。
というわけで、仕事の依頼を問い合わせフォームから受けるということについて、まとめて書いてみました。
フォームから仕事を受けてきて、何も来ないときもあって、そんなこんなでいろいろ思うところがあって、今があります。
ようやく、自分なりには軌道に乗って来たと思わなければ、これは書けない内容でした。
まぁ、もうそろそろいいかなと思って書いてみたところです。
問い合わせフォームから、仕事を受けることは出来るけれど、やはりフォームはお化け。
これからも、あのお化けの気配を感じながら仕事をしていくのであろう。
編集後記(きのうの野田)
きのうは、税務署から依頼の記帳指導の最後回へ。全5回でした。
前回、決算まで済んでいたので、今回は申告書の作成をメインで。
すごいしっかりやってくれる方だったので、ほとんど流れるように申告まで出来ました。
経理も申告も簡単ではないですが、自分でやろうというつもりがあると、案外出来るものだったりします。
今回からMFクラウドを使ってやっていたので、新しい発見もいくつか。勉強になりました。